地上波デジタル、南米3カ国で日本方式採用
報道などによりますと、日本方式の地上波デジタル放送が、南米で広がっているとのことです。
まず、ブラジルが、2007年末に、海外で初めて日本方式を採用。
その後、ブラジルがこの地デジを、「日本・ブラジル方式」として、ブラジルが周辺国に売り込みをかけたそうです。
2カ国目として、ペルーが採用。
そして3カ国目として、アルゼンチンが採用。
今後、ベネズエラがかなり有望で、10月までに方針が決定するそうな。
さらに、チリ、エクアドルも現在、検討中のようです。
アジアでは、フィリピンに現在、働きかけている状態だとか。
地デジは、世界的に見ると、日本方式のほか、米国方式、欧州方式とがあります。それぞれが普及にしのぎを削っている状態のようです。
欧州方式は、ヨーロッパを中心に約50カ国。
米国方式は、アメリカは当然として、中米に普及しているとのこと。
日本は出遅れ気味に見えますが、今年に入ってからのペルー、アルゼンチンの採用によって、南米ならば日本方式、という具合になりそうですね。
日本での地デジへの移行が、約2年後に迫ってますけど、テレビの値段が安くなるかどうかは、どれくらいの規模の量産ができるかどうかにかかってます。
世界市場での展開ができるならば、もっと安くてよいテレビが出てくる可能性が高まります。
アナログ波停止が決まっているのなら、なるべく早く、誰でも買う気になる地デジテレビが出回ってほしいですよね。