正月に間に合った地デジ環境
あけましておめでとうございます。
当ブログでは、音楽、テレビ、映画、書籍、などなど、雑多なことを「メディア」とひとくくりにして、話題にしています。
そのメディアの中心ともいえるテレビですけど、実はしばらくの間、トラブルになっていました。年始の挨拶を切り上げて、その顛末を記しておこうと思います。
私の自宅では、UHFアンテナを取り付けて地上波デジタルを受信できる環境を整えています。
けっこう、デジタルものが好きな家族で、例えばテレビはMXテレビも見たいけど、チバテレも見たい、そんなわがままに対応するために、方向の違うUHFアンテナを2本取り付けたりしていました。
その、MXテレビと、チバテレが、ある日を境に突然映らなくなったんです。
原因は、当初は不明です。前日までバッチリ見えていたMXテレビとチバテレが、受信不能になった、その事実だけで家族はパニックです。
ヘタすると、フジテレビやテレビ朝日にまで、ブロックノイズが走る始末。
たしかに、各チャンネル総じて受信レベルが下がっている。これはいったいどうしたことだろう。
そこで何を血迷ったのか、うちの家族はテレビを買い換えました。をいをい。全部の部屋のテレビで同じ症状なのに、1台だけ買い換えるのか???
ちなみに、居間にある、普段良く使うテレビは、ブラウン管テレビに、地デジチューナーを取り付けてていました。今回の機会に、これを買い換えることになりました。
当初は、液晶テレビがいいよねと話をしてました。
私自身も、プラズマテレビはぜいたくで、しかも寿命が短いのでは? という先入観を持っていましたが、店の人曰く、
・液晶テレビは画面にショックを与えるとビット欠けを起こしてしまうので、例えば子供がいるとか、Wiiで遊ぶ人にはおすすめしない。
・プラズマテレビの寿命が短いのは過去のこと。最近のはだいぶ寿命が伸びた。
・スポーツ番組を見るなら、液晶だとどうしても残像が気になるが、プラズマならそれはない。
とのことでした。以上の解説と、画面サイズと値段と、その他スペックを考慮してプラズマテレビを買うことになりました。
で、このテレビが届き、設置して、チャンネル設定してもらいましたが、やはり、チバテレやMXテレビは映らない。フジテレビやテレビ朝日のブロックノイズは収まりましたが。
テレビが原因でないことは分かりましたし、どうも新しいテレビが欲しかっただけの家族には、ひとまず満足でしたが、やはり原因は追求しておきたい、ということになりました。
改めて、家庭内配線にどこまで電波が届いているか確認しました。
アンテナから直結したときの電波の強さを調べました。なんと。しっかりチバテレもMXテレビも受信していることが確認されました。
ということは、トラブルの元は家庭内にある。一番怪しいのは、各部屋に分配する前に通しているブースターだ。
というわけで、今度はそのブースターを交換することにしました。
このブースターは、VHF電波は増幅しないというタイプ。本来は屋外でも使えるのですが、私の家庭ではこれまで屋内にブースターがついていたので、それまでのものと交換します。
本体部と電源部が別になってて、少々レイアウトに手間取るなどしましたが、無事に設置。アンテナ線接続。
テレビをスイッチオン。地デジチャンネル再設定。・・・無事にチバテレとMXテレビを受信しました~。
それにしても、元々のブースター。冷静に考えると、設置して10年近く経過していました。寿命が突然尽きたのでしょうか? 詳細は不明ですが、テレビが受信不能になった原因がこれだったことは確定しました。
今後、当面は似たようなトラブルは起こらないでしょう。めでたし、と言いたいところですが。
もしかして、先にブースターを疑っていれば、テレビを買い換える必要はなかったのだろうか?