iPad国内発売で電子書籍市場はどうなるか?
正直言うと、デジタルものは自分では厳選して、本当にほしい、必要、使う、と思えたときに買うようにしています。
iPadは、たしかに情報がいっぱい入ってきて、すごそうだ、触ってみたい、とは思います。でも、お金出して買うか、というと、まだそれを決断するまでには至っていません。
むしろ、iPadが発売された後、電子書籍市場がどのような変貌を遂げていくことになるか、そちらのほうが興味があります。
音楽に関しては、すっかりダウンロード販売からの購入というのが、習慣として身につきました(とはいえ、一部iTunes化されない音源に関して、いまだにCDのお世話にならなければならない現状にはイライラしますけど)。
音楽の購入は、お布施みたいなもので、好きな歌手が今後も活躍を続けてほしいと思うなら、その歌手の作品を買うべきです。聞くだけならYoutubeなどで十分です。やはり、応援の要素でも加えないと購入には至らないです。
書籍なども、最近はどうも著者応援の要素が強いです。しかし、その応援をいつまでも続けていくと、本棚がいくらあっても足りません。電子書籍なら、ハードディスクの容量次第ですが、ほぼ冊数は限りなく多くできるはず。
あと数年で、日本でもひととおり、電子書籍で読みたいものが揃う時代になるのかもしれない。iPad発売がそのきっかけだった、ということになるのかな、と思います。