はやぶさ帰還はTLで知った
日々、いろいろなイベントがあり、どれに興味があり、何を見たいか、に関しては人それぞれ違います。
その、人々のニーズの違いをある程度分析、マーケティングして、より多くの人が見たい、と思われているものが取材されて報道され、映像化されたりテキスト化されたりしてコンテンツとなるのでしょう。
今ならば、なんといってもサッカーW杯が最大公約数でしょう。
ですが、昨晩、私自身が作ったツイッターのタイムラインで一番盛り上がっていたのは、なぜか「はやぶさ」でした。いつの間に宇宙に興味のある人たちが集まっていたんだろう???
そのタイムラインの中で、印象的な言葉がありました。はやぶさ自身のことではないですけど。
「ラジオがリンドバーグの大西洋横断を伝え、テレビがアポロ11号の月面着陸をライブ中継した。そして、はやぶさ帰還を多くの人がネットで見まもったわけです。何だか感慨深いものがありますね。」
インターネットは、多くの人がパソコンにつながり、いろいろな人が情報発信し、その中にはたいしたことない情報もありますが、いわゆるグーグルなどの検索ツールがふるいにかけてある程度重要な情報が選別できるようになってから、かなり利用価値が高くなりました。
チャットのやりとりのような、リアルタイムコミュニケーションはもともとありましたが、それがいよいよ、映像コンテンツでも簡単にできてしまう技術環境が整い、最大公約数でなくてもネットさえあれば、そして誰かがそれに興味があれば、ライブ中継ができてしまう時代になってしまいました。
そのうち、カメラ付きネット端末を、多くの人が持って、おのおのが好きなときに好きなものを配信する時代になるのでしょうね。いや、もうなっているのでしょうか。
みんなが「はやぶさ」に注目しているときに、私はといえば、地元の市長選挙の開票速報を気にしていました。こちらに関してもニーズはあったはずですが、さすがに、市の選挙管理委員会よりも早い速報をしていた人はいませんでしたが(^^;;;
ついでに、昨日はル・マン24時間レースの日だったんですね。知りませんでした。「はやぶさ」の情報に混じってチョロっとつぶやいている人がいて初めて気がつきました。マツダが参戦していたころは注目していた一大イベントだったのになぁ。自分も含めて、人の興味は移ろいやすいものです。
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