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決済時にカード会社番号が必要なケースが増えて面倒に

最近、いつも使っているクレジットカードで決済しようとすると、「申し訳ありません。手間取ってまして、少々お時間をいただいています。」となる状況が急に増えました。

場合によっては、昔なつかしのインプリンターで「ガッシャン」とやる必要があるなど、不便なことこの上ない。

ただ、春先まで問題なく使えていたのに、5月以降、急に増えたのでおかしいと思い、いろいろ事情など調べてみました。

いつものカードとは、たまにこのブログでも取り上げているアメックス(出かけるときは忘れずに)です。

「いつも使えてるはずなんですが。レジにも青い四角のシールが張られてますよね?」という具合に突っぱねるのですが、たまたまレジの事情を知る機会を得ました。

なんでも、カードの端末に「カード会社番号を入力してください」と表示されてしまい、その先の対応に四苦八苦しているとのことでした。

しつこいですが、いつものカードはアメックスです。アメックスはすなわち、アメリカンエクスプレスです。海外のカード会社です。

ジャック・ニクラウスがテレビCMに出演していたころにあこがれて、社会人として入社2年目の春ごろ、ダイレクトメールの案内により申し込んだ、人生初のクレジットカードです。

当初はあまり使える場所が少なくて、そんなものかな? とも思っていました。後に、会社の福利厚生施設の会員証にセゾン/VISAカードが付くまで、アメックスオンリーで過ごしてました。

余談ですが、このときのセゾン/VISAは、のちに福利厚生施設の契約解除によりプロパーカードに切り替わり、10年以上保有しましたが、みずほ銀行のイシュアカード(みずほマイレージカードセゾン/VISA)を持つことになり、「同じものを2枚持つ必要はない」と勘違いしてプロパーカードを解約するという苦い経験となりました。

もっとも、今年の6月18日の貸金業法のことを考えれば、同じ業者のカードを複数持つ必要性はない、という判断は正しいとも思いますが。

話を戻します。

アメックスは元々、それほど多くのお店で使えるカードではありませんでした。それが、JCBと提携することにより、一気に利用できる店舗が増えました。

すなわち、アメックスを、JCBとして扱うことで、カード決済が可能になるお店が増えたのです。

振り返ると、今回、端末レベルでトラブルになった店舗は、アメックスと直接契約しておらず、JCBとして決済していたお店だったのかも、という印象です。

それでも、以前はそれほどトラブルはなかったように思います。以前は、自動的にアメックスをJCBと認識して決済されていたはずです。カード決済レシートを見ると、「カード会社:JCBグループ」と表示されてました。

それが、5月以降のある時期から、自動認識されなくなった感じです。

自動認識されないため、読み取ったカードをどのカード会社として扱うか、端末を操作する一手間が増え手しまったのでしょう。

ちなみに、カード会社番号(KID)は、JCBが102、アメックスは107のようです。

端末ごとに契約しているカード会社が異なるでしょうから、おそらく、アメックスを決済するさいには102を入力していただくことが増える、のかもしれません。

このような対応が必要なのは、一部決済会社の端末のようで、他の会社の場合は、まだ自動的に認識してくれたり、正式にアメックスとして扱ってくれたりもしますので、一手間かかる不便は一時的なものであってほしいなと思いました。

ちなみに、6月に貸金業法が完全施行されましたが、この業界事情と関係があったのか? それとも決済会社の方針変更があったのか? 実際のところは正直よくわかりません。

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