失われる「当たり前」
3月11日以来、生活が一変しています。特に、電気の不足を実感する生活になるなんて、11日以前には想像できませんでした。
日々の電気の節約を徹底しています。テレビの待機電力を使わないよう、主電源を切るようになりました。パソコンのプリンタも、使わないことがわかっているときにはコンセントを抜いています。エアコンを極力使わないのは基本です。もうすぐ春先ですが、なるべく厚着をして過ごしてます。
それにしても、あらゆる経済活動の基本である、電気が本当に心配です。福島第一原発がなるべく早く収束することは本当に重要だと思います。そして、そのほか、地震や津波の被害を受けた火力発電所の復旧も大切です。
今回の事件を機会に、電力行政、電力政策など、大幅な見直しになるのでしょうが、ひとつ変わらないことは、電気を使わない生活は考えられない、ということでしょう。逆に、今回のような電力不足を経験すると、オール電化住宅のリスクも顕在化します。
電気があることが前提の生活スタイルになっていたものを、今一度、見直す必要がありそうです。