三党党首会談物別れ
年内解散から、どんどん遠ざかっていく雰囲気ですね。
10月19日、民主党、自民党のそれぞれの代表選が済み、新しい党首となったところで、公明党を加えた三党党首会談が行われました。
具体的には、今後の国会運営、その後の選挙日程に関してどうするか、共通認識を持つことを目的とした鼎談でしたが、自民、公明それぞれの思惑からだいぶ外れた内容だったようです。
おそらく、自民党の麻生政権の時と同様、現在の内閣でやっておかなければならないことが山積みなのでしょう。
最低でも、赤字国債法案、そして、衆議院の定数是正法案、この2つはやらねばならないはずです。
素人考えには、すぐに国会を開いて、数週間で合意形成し、すぐに法案を通すのは可能だと思います。
そして、他の法案をすべて後回しにし、12月中に解散、衆議院選挙を行う。できそうな気がします。
おそらく、民主党および現政権は、したくてもそんなに素早く仕事ができない、のが建前なのでしょう。
特に定数是正に関しては、しっかりと数10年レベルで違憲などに取られないものを作ろうとすれば、いくら時間があっても足りない、という言い訳の材料になりそうです。
しかも、各党代表選の直前、自民党は内閣不信任法案を出してしまいました。
「近いうちに(信を問う)」と言わせた後に、不信任案提出ですから、しかも自民党は党首が谷垣氏から安倍氏に代わってますから、合意形成などそもそもできるわけないんです。
年内の赤字国債法案どころか、来年度の予算も滞る可能性があります。
こんなぐだぐだした政治を一気に変えるには、やはり来年、衆参同時選挙をするべきだと、私は思います。
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