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日本株ポートフォリオから毎月配当を効率よく安定的に受け取る工夫とは

11月も中ごろを過ぎました。

この時期になると、3月期末銘柄の中間期、9月期末、そして6月期末の第1四半期、12月期末の第3四半期の決算短信が出揃います。

自分の日本株ポートフォリオ運用の場合、ほとんど配当利回りだけを重視した運用をしているのですが、それでは芸がないので、念のため各短信の売上、営業利益、経常利益、最終利益の各伸びと、1株利益と予定配当額の差の確認くらいはやってます。

今の時期は、上記の4か月分の短信のうち、配当利回りが高いほうから合計50銘柄ほど確認します。

その中には当然、いま現在保有中の銘柄も含めます。そして、乗り換え候補を探します。乗り換えたいと思う銘柄が見つかる場合もありますし、見つからない場合は保有済み銘柄の保有期間がさらに延びることになります。

念のために書きますと・・・。

来月12月中旬の場合は、4月期末銘柄の中間期、10月期末、1月期末の第3四半期、そして7月期末の第1四半期。

その次の1月中旬、それぞれ1ヶ月分づつずれた期末の各銘柄になります。

また、決算短信チェックのほかにも、各期末を半年ごとにペアにして、それぞれの配当利回りランキング表を適宜作ってます。

半年ごとをペアにする理由は、中間期配当が出る銘柄を重視しているためです。例えば3月期末銘柄と9月期末銘柄の中間配当銘柄を持っておけば、両方とも6月と12月に配当を受け取れるわけです。

あれ? 別に3月期末銘柄と9月期末銘柄の、年1回配当の銘柄をそれぞれ保有するのでも同じでは? と思う方もいそうですが。

実は、3月期末銘柄と9月期末銘柄では、圧倒的に銘柄ラインナップが異なるのです。

11月17日の昼間に行った松井版Quickの銘柄スクリーニングによると、3月期末銘柄のうち配当利回り4%以上は26銘柄、9月期末銘柄はたった2銘柄しかありません。

なので、3月期末銘柄のうち、中間配当が出る銘柄を増やしておかないと、12月に受け取れる配当所得が少なくなってしまうのです。

無理して9月期末銘柄を組み込もうとすると、元本を多めにしないと、自分が期待する受け取り配当額にならない。また、選べる銘柄も少なく、よりよい銘柄を探すには期待配当利回りを下げないとならない。

そんなことを考えながら、保有銘柄のコントロールをしています。

もちろん、銘柄選択に時間が取れるからできることです。忙しくなったら、あっさり日本株ETFによる運用に切り替えることも将来ありえます。

といっても2006年くらいからずっと同じ方法で日本株運用しているので、簡単にはやめませんね。

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