衆議院解散
本日、衆議院が解散しました。
総選挙は、12月2日公示、12月14日投票の予定だそうです。
今回の解散は、なにやら唐突に感じました。
前回の野田元首相、前々回の麻生元首相のときの解散は、任期が1年以内になってからの、どちらかといえば追い込まれて行った解散でした。そして、政権交代が起きました。
今回の安倍首相の解散は、小泉元首相の郵政解散のような、攻めの解散のように感じます。
私たちの選択は、郵政選挙のときのようにわかりやすいんじゃないかと思います。
今回の争点は、アベノミクスと名づけられた経済政策を続けるかどうか、を問うているのでしょう。
その延長上には、原発再稼動をするかどうか、も含まれそうです。
また、集団的自衛権関連の法案なども、安倍内閣の方針通りに進めるかどうか。
まぁ、消費税は、現在の社会保障をなるべく長く維持するなら、もう上げざる得ないのですから、これを先延ばしすることの影響が少し心配です。
ただ、アベノミクスのキモは経済再生、デフレ脱却なので、経済が冷える増税は小休止すべき、という判断なのでしょうね。
消費税増税をやめたところで、そのほかの増税、相続税などは2015年1月から始まります。その増税された分の納税は、10月くらいから影響が出てきます。
さて、安倍首相は言いました。
本日、衆議院を解散いたしました。
税制は議会制民主主義の原点です。
税制で重大な変更を行う以上、国民に信を問うべきであると決意致しました。
この解散は「アベノミクス解散」です。... http://t.co/C8VmNeUPGr
— 安倍晋三 (@AbeShinzo) 2014, 11月 21
「私達が進めている経済政策は正しいのか、間違っているのか。他に道があるのか。この選挙戦を通じて「この道しかない!」と力強く訴えていきたいと思います。」(Facebookより引用)
アベノミクス反対の人は、前政権のような経済政策で本当にいいのか、よーく考えましょう。対案を考えましょう。そして、対案を出す人たちが政権運営できそうなのかも、ちゃんと見ましょう。
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