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「世界一やさしい 株の教科書 1年生」はいい本です

もはや株式投資の本などめったに読まなくなってしまいました。

それは、自分の売買手法が確立しており、あえて新たに学ぶ必要がないレベルまで来ているからです。

それに、手法のメインはアセットアロケーション。これは、金融商品を買ってからほぼ放っておく投資手法であり、たまにリバランスすればいいだけなので、内藤忍さんや山崎元さん、木村剛さんあたりの本を読んでおけばもうさらに学ぶ必要はありません。

日本株のポートフォリオ運用に関しても、北浜流一郎さんの軽めの本を読んだ後、ウォーレンバフェットやピーターリンチの株式投資本を読み、あとは分散投資に関する学術的なテキストを読んでおけば十分です。

なんで外国人は呼び捨てになっちゃうのか? ごめんなさい。それはともかく。

だから、今後は、自分が著者の知り合いが増えていく過程で、そういった仲間のよしみで読む、ということが増えそうです。

で、↓はそんな仲間の本のうちの1つです。

「世界一やさしい 株の教科書 1年生」 ジョン・シュウギョウ 著

なんと、昨晩(2014年12月17日夜中)、Amazon総合ランキング1位になったそうです。

現在、まだまだキャンペーン展開中です。12月18日24時までです。よろしくお願いします。

「世界一やさしい 株の教科書 1年生」 2日限定Amazonご購入キャンペーン(2014年12月18日24時まで)

さて。私も今、Kindle版で読んでるところですが、この本すごくいいです。


ええと、最後まで読もうと思いましたが、そうするとキャンペーンが終わってしまうため、途中まで書いて更新しました。今も、せいぜい86ページ目までです。

しかし、もう、ここまでで、これまで読んだ株式投資本にはなかなか書かれていない内容が出てきます。ジョンさんすごいです。

・プロは、「高くなったら買い、安くなったら売る」。

誤解を受けそうな表現ですが、テクニカル分析でちゃんとトレンドを把握しなさい、という内容です。

・資産運用をしたいのか、手持ち資金を増やしたいのかをよく考える。

手持ち資金が10数万円の人と数億円の人とでは、当然とるべき戦略が異なります。

・コントロールできるリスクに集中する。損切りに馴れること。

出口戦略を考えていない人が多すぎる。しくじったら画面を見ないで損切りできるようになろう。

などなどです。


ちなみに、ジョンさんはトライリンガルで、世界中で株式投資について教えているそうなので、興味があれば、セミナーにもぜひ出てみるべきです。

TBL投資アカデミー ジョンさんの会社HP


それにしても、現段階でこんなに面白かった株式投資関連本は久しぶりです。残りのページを読むのが楽しみです。

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