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長期金利が0.29%まで下がったそうなので72の法則でいじってみた

すごいですね。有事の円、なんですかね。この期におよんで金利がまだ下落するとは。

各種報道によりますと、長期金利の指標となる10年もの国債の流通利回りが、一時、0.290%になったそうです。

では、利回り0.29%の金融商品が永久に保有できると仮定して、財産が倍になるには何年の保有が必要か、計算してみましょう。簡便な「72の法則」を利用します。

  72 ÷ 0.29 = 248(年)

すごいですよね。利回り0.29%の金融商品ならば、248年保有すれば2倍になるのです。

正直、待てますか?

ほとんどの人は待てないでしょうね。待つどころか、倍になるまでに死んでしまいます。

実際には、目先の安全、安定がほしい人が、日本の国債に資金を移しているのでしょうね。

ちなみに日経平均は、1月6日の1日だけで525円も値下がり。約3%もの下落幅になります。たしかに債券にお金を置いたほうが良い気持ちもわかります。

もちろん、アセットアロケーション運用を重視する身としては、あらかじめ株式も債券も適当に保有する方針ですから、いちいちリスクオンオフのたびに、大きくポジションを変更することは、ないのですけどね。

株式銘柄で、配当利回り3%程度のものを選んで保有すれば、長期国債よりも10倍もの利回りを得られるんですけどね。


【参考リンク】

Wikipedia:72の法則
知るぽると:金融用語解説 72の法則

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