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年末のレコード大賞、紅白歌合戦を見て思うこと

小学生以来の習慣が、なかなかやめられません。

年末は、レコード大賞と、紅白歌合戦を見終えて、年越しを迎えるという習慣です。

以前はどちらも大晦日に行われていましたが、レコード大賞のほうが視聴率対策(大晦日格闘技中継ブームのあおり)で30日放送に切り替わってます。

それ以降は、30日にレコード大賞。大晦日に紅白歌合戦という住み分けができました。

もともとJ-POP、流行歌が好きな私としては、年末のこの2つの番組と、それをトリガーにした検索によってこの1年の音楽情勢を振り返ったり改めて調べたりしています。

レコード大賞は、三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE が受賞しました。なお、最優秀新人賞は、以前ブログに書いたとおりの予想が当たってびっくりしました。

さて、レコード大賞を一通り見て思ったことから書いてみます。

レコード大賞のレギュレーションをすっかり忘れてました。

優秀作品賞
「大衆の強い支持を得、芸術性、独創性、企画性に優れ、その年度を反映したと認められた作品に贈る。」

日本レコード大賞
「作曲、作詞、編曲を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な作品とする。優れた歌唱によって生かされた作品で大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映、代表したと認められた作品に贈る。審査対象は「優秀作品賞」に選ばれた作品とする。」

いちおう、上記のようになってます。そして、隠れレギュレーションとして、作曲家が日本人であること、となってるんです。

なので、あれだけ社会現象とも思えるヒットとなった「Let it Go」は、レコード大賞は審査対象にもなってないのです。すっかり忘れてました。

ただ、他の賞、企画賞などに関しては、作曲家が外国人だろうと関係ないようです。

以前、この「作曲家が外国人」ということで大賞候補になれなかった曲として思い出深いのは、西城秀樹の「ヤングマン」、岩崎宏美の「聖母たちのララバイ」とかですね。

というわけで、May J.は改めて、自分のヒット曲で受賞を目指していただければ。


大賞受賞曲に関しても、近年、違和感がある部分が確信に変わってきました。

AKB48が過去5年、「大衆の強い支持を得ていた」のは確実です。が、

「ヘビーローテーション」と「恋するフォーチューンクッキー」「ラブラドール・レトリバー」は優秀作品賞止まり。
「フライングゲット」「真夏のSounds good !」が日本レコード大賞受賞。

この差は、何が生んだんでしょうね???

まぁ、作品賞どまりの3回が全部、大賞受賞がEXILEグループという、芸能界の政治力面の影響も感じますけど。

ヘビロテと恋チュンに関しては、「カラオケで大ヒットした曲である」ことも影響したと、私は考えます。

つまり、日本レコード大賞にふさわしいのは、「優れた歌唱によって生かされた作品」であり、カラオケで一般人が簡単に歌える曲ではいかん、ということなのではないかと?

まぁ、今年はAKBグループが設立10周年だそうなので、これまでどおりのヒット連発であれば、2015年は政治力でレコード大賞取れそうですけどね。秋元先生がヘソを曲げなければ。


紅白歌合戦ですが、これ、通してみると昭和40年代生まれにとっては感涙ものの番組内容になってました。

企画ゲストとして、中森明菜、そしてサザンオールスターズ。

通常出演として、郷ひろみ、長渕剛、中島みゆき、薬師丸ひろ子。そしてオオトリに松田聖子。

バッチリ、40代の人や、アラフィフあたりの人たちにドストライクな人たちではないかと思いました。

もちろん、もっと出てきてほしい人たちも何人かいますけど。田原俊彦、近藤真彦、アルフィーとか。

しかし、紅白対抗形式であること、若者からお年寄りまですごく広いターゲットを意識した出演者がそろうことなど、紅白歌合戦は本当に唯一無二の音楽番組なのではないかと思います。今回の視聴率はまだわかりませんが、まだしばらくは続く番組なんだろうな、と思いました。

私自身も、年末は音楽番組で年を越す、という習慣が続きそうです。

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