« 長期金利が0.29%まで下がったそうなので72の法則でいじってみた | トップページ | 「投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2014」を見てきました »

新幹線の指定席にまつわる話がリバイバルしてる件

この話、自分はけっこう昔に読んだ記憶があります。

これがここ数日、改めて話題になったようです。そして、おおむね投稿者本人がバッシングされてる印象です。

もちろん、別な意見もあります。いろいろな意見を、なるべく広く拾ってみようと思います。

グーグルさんによりますと、最初に話題になったのは2012年12月ごろのようです。

あらすじは以下のとおりです。

投稿者(当時63歳)は、混んでいる自由席を避け、指定席車両に移った。そこでも席は埋まっていた。椅子の上にかごに入れられた犬を置いていた女性に「席は空いてるか」と尋ねると「指定券を買ってあります」と言われる。3歳くらいの子供が座っているのを横目に見ながら、自由席車両に戻り、小さい子供を座らせていた母親に「ここ空いてますか」と尋ねてみた。座らせてもらえたものの気分的にも居心地悪く、これまでの風景をどう考えたらいいのか自問した。

さて、「座りたいなら最初から指定席を買え」という意見があります。私も同意見です。

もっとも、例えば、子犬は本来荷物扱いであること、3歳児は親と一緒なら通常無料で列車に乗れること、そして、新幹線内であっても、席が空いてるなら車内で指定券を買えること、などを指摘されれば、なるほど、投稿者の行動もありかもしれないですね。

では、この投稿の中に出てくる人物で、本当に思いやりのない無礼な人って誰なんでしょう?

子供が座っているのに「ここは空いてるのか?」と尋ねる投稿者本人なのか?

有料指定席を買ってるものの、それを犬に使わせている女性なのか?

金に物を言わせて3歳児の指定席まで買っている親なのか? (実際に買ってるのかどうかは不明)

料金を払っていないと思われる子供に自由席を占有させてる母親なのか?

結局のところ、お互いがそれぞれの事情を抱え、それぞれが良かれと思ってそんな行動に出ているだけなのでしょうね。

最初に言ったとおり、自分ならばあらかじめ指定席、お金に余裕があるならグリーン車席を予約して、座れない心配を無くすようにします。

それにしても、定期的に同じ記事が話題になるということは、新聞投稿として掲載された元のテキストが、いろいろと考えさせてくれる名文なのかもしれないですね。

将来、忘れたころにまた話題になるのか、はては教科書採用されて感想文を書かせる教材になるかもしれません。

« 長期金利が0.29%まで下がったそうなので72の法則でいじってみた | トップページ | 「投信ブロガーが選ぶ Fund of the Year 2014」を見てきました »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。