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NISA口座からの初売却はスカイマーク(9204)でした

先日のブログ:NISA口座で保有していたスカイマーク(9402)が上場廃止になります!

せっかくなので、株主名簿に名前を残して、様子を見ることにします。

のんきなことに、最後にこんなことを書いていました。が、事情が変わりました。

というわけで、本当にゼロ円になりそうなので、そうなる前に売却しました。

それにしても、NISA口座で初めて買った銘柄が、このような結末になろうとは、1年間には思いもしませんでした。

反省の意味をこめて、当時の銘柄選択について振り返ってみます。

私自身のNISA口座の利用では、普段の特定口座での高配当銘柄によるポートフォリオ運用とは異なる銘柄選択を試しています。

NISA口座は年間100万円までしか購入できません。2016年以降は年間120万円になる予定だそうですが。

そこで、1銘柄あたり予算を8万4000円として、2年で20銘柄前後のポートフォリオを作るつもりで、毎月1銘柄づつ購入する、というルールを続けてきました。

手元のメモ用Excelファイルによると、スカイマークを購入したのは2014年1月です。

そして、テーマは「逆張り」でした。

丁寧に各種移動平均線でマイナスの銘柄をピックアップし、選択しようとしていました。

が、途中で何を思ったのか、チャートフォリオを活用することに方針を切り替えました。

松井証券:チャートフォリオ

大まかには、チャートフォリオは、各銘柄の株価チャートがどのような形をしているのか、自動判定してくれるソフトです。

逆張りなので、株価が底値を這っているような形の中から、銘柄を探していきました。

そこで目に付いたのが、スカイマークだったのです。

私としては、スカイマークは名前をよく聞く会社であり、航空会社としては日本航空、全日空に続く3番手という認識でした。そんな会社だったことから、気軽に2単元買ってみたのでした。

その後、赤字決算でかなり売りたたかれて、かなりの長い間、大きな含み損を抱えていました。株主総会にも参加してみましたが、5年以内にプラスになればいいや、という気持ちで保有を続けていた、というわけです。

去年のブログ:株主総会訪問記:スカイマーク(9402)

日経新聞などで、昨年来、スカイマークでどのような経営が行われていたのかなど、続々と記事になっています。

たらればを考えれば、昨年末から今年の1月までの間、一時含み益があったタイミングで売却できればよかった、ともいえます。

ただ、私のNISA運用ルールの中に、2年で20銘柄程度のポートフォリオを作る、というのがあり、20銘柄に達していない段階で売るのは早い、とも思っていました。

その結果、1月28日の民事再生法申請で、ジ・エンドを迎えたわけですが。

私も、これまでの投資経験の中で、保有銘柄が突然、民事再生法などで上場廃止になる、というのは何度か経験しています。たまたま久しぶりにそういう目に合ったのがスカイマークだった、という感じです。

仕方ないですね。現在保有中のほかの銘柄や、今後選ぶ新しい銘柄が、代わりに儲けてくれればいいです。

それがポートフォリオ運用というものです。

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