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「今世紀最高値」の日経平均

本日2月19日木曜日の日経平均株価の終値は、18,264.79円でした。

この株価はなんと、2000年5月以来なのだそうです。

2000年とは、つまり20世紀最後の年なので、現在の株価は、「今世紀最高値」ということになります。

なんということでしょう。すばらしい、よい響きの言葉で、気分がよくなります。

2001年以降が21世紀です。なので、1999年~2000年のITバブルによる株価高騰、そして昭和63年~平成元年の株価高騰は、前世紀の出来事だというのです。

これは、正直、想定外のいい言葉です。「今世紀最高値」。

この耳障りのよさそうな言葉が、今後連呼され続けるような株価の動きになればいいなと思いました。

私自身は、ITバブルのころの株価を越えればいいな、日経平均の史上最高値を超えればいいな、と常々思っていますが、そんなの関係ない、と思わせる破壊力が「今世紀最高値」にはある、と思います。

ただ、日経平均は今世紀最高値なのですが、TOPIXがまだ、もたもたしています。

日経平均に次いでよく知られているはずの、株価指数TOPIXのほうは、2月19日木曜日の終値は1,494.93ポイントでした。

こちらはまだ、2007年2月ごろの高値、1,823.89ポイントに届いていません。

TOPIXのほうも、今世紀最高値の声を早く聞きたいです。TOPIXを指標にするインデックスファンドがけっこうあることを考えればとても重要なことのはずです。

さて、「今世紀最高値」、もしかしたら年末の流行語大賞いけるのではないか、と予感したので、念のため書いておきます。どうなるかな? そうなるためには今年も株価が上がり続ける必要があるのですけどね。

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