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13日の金曜日の深夜に起きた悲しい事件と宗教学と

なんてことつぶやいていた、約2週間前。

毎月1日営業日が2日以降になる月は、相場の世界では荒れるというジンクスがありますが、いまのところ大したことはないようです。

また、毎月1日が日曜日のときは、約2週間後に不吉な日程がやってきます。

13日の金曜日、というやつです。

身近では大したことは起こらず、この日を不吉な日だと感じる身内もいない状況でしたが、しかし、フランス・パリではとんでもないことが起こってしまいました。

やはり、ここ1週間以内の出来事としては、パリでのテロリスト襲撃により、100人以上が死亡、300人近くの怪我人が出た、というのは、非常にショッキングな出来事でした。

現在、過激派組織IS(イスラミックステート、いわゆるイスラム国)が起こしたと思われる事件が、世界中で多発しています。

ロシア機の爆発事件も、爆弾テロであり、ISとの関連が噂されています。

いずれにせよ、最終的に暴力に訴えるのはよくないことだと思います。

でも、暴力はなくなりません。お互い追い詰められたら、結局は暴力同士の争いになるのです。

フランスは、今後、IS掃討のために、シリアの空爆を強化するそうです。

なぜ、過激な行動はなくならないのでしょうか?

そのヒントになりそうな、「宗教学」という科目を、私は今、スクーリングで受講しています。

その講義からの受け売りを少し書きます。

キリスト教、ユダヤ教、そしてイスラム教はそれぞれ、おなじ神を信仰する一神教の宗教です。

当然、経典は厳密には違います。共通しているのは、「唯一の神が世界を創造し、支配している」とする点です。

一神教の人たちは、自分たちの行動は、すべて神によって筋書きが書かれている、と考えます。

そして、自分が行った行動の是非は、最終的には、最後の審判で下される、と考えています。

なので、腹を決めた人たちは、どんなひどいことも最終的にはしてしまう。それが究極まで進んだ人たちが原理主義者である、とのこと。

講義でもらった資料をさらっと見直して、なるべくシンプルに書きました。あまり細かく書きすぎるとドツボにはまりますし時間も足りません。

世の中、多様な考え方を受け入れようよ、という方向性の変化もあります。やはり人殺しで決着をつけるのではなく、世界共存を訴え、過激思想、原理主義を孤立化させるのにどうすればいいのかについても、考えたほうがいいように思います。

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