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「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」に投票しました(追記しました)

昨年度より、投票に参加してます、

「投信ブロガーが選ぶ! Fund of the Year 2015」

に、今年も投票しました。

11月後半でいいやとのんきにしすぎたのと、通信大学生としてのスケジュール調整に手間取り、気が付けば投票締切目前! ということで、突貫で投票しました。

といっても、やることは去年と同じだったのですが。

下記サイトより、東証上場ETFのデータを拝借し、エクセルに貼り付けます。

モーニングスター ETF
松井証券 上場投信ガイド

両方の証券番号をキーにして、1つのレコードにします。
なぜわざわざそうするのかというと、モーニングスターと松井の上場投信ガイドでは、微妙に表示される内容が違うからです。両方を総合的に使うためにエクセルで合成する、というわけです。

ただ、それでも抜ける情報があるので、一部はほかのサイト、例えば日経新聞などのサイトや、各投信会社の情報を確認しに行きます。

そうやって作ったデータベースを、各項目でソートをして、自分が優先する項目に背景色を付けるなどしていきます。

そんな作業を、日本株式、海外株式、海外債券、不動産&REITの各アセットごとに繰り返します。

特に重視した項目は、1単元あたりの購入価格、時価総額、分配金利回り、そして信託報酬です。

1単元あたりの購入価格は、いざ買うときに安いほうがいいですが、さすがに去年と比較すると高くなってしまったものが増えてます。

時価総額が大きいほうが、銘柄の安定性が高いという判断です。時価総額が少ないと、早期の上場廃止を想定しないといけません。ただ、実際には上場廃止までは持つと割り切るのもあり、かもしれません。

分配利回り、これはETFの場合は重視していいと思います。なぜなら分配金が必ず配当所得にあたり、わかりやすいからです。

そして、なんといっても信託報酬です。これが安いものがいいのですが、十分安いものがだいぶ増えてきています。

以上のような自分なりの基準で、ETFを絞っていくのですが、去年の投票のような簡単な話にはなりませんでした。

当ブログ:【投票します(しました)】Fund of the Year 2014

具体的例を挙げてみます。例えば日本株式では、時価総額の大きいETFは1単元あたりの購入価格が高く、信託報酬も高い傾向があります。これはつまり、設定が古い銘柄がそのまま資産が積みあがっていることを示しています。

一方、比較的最近に上場したETFのほうが、信託報酬や1単元あたりの購入価格が安く抑えられています。購入価格が安いほうが、積み立て感覚で買い増しできますが、時価総額がまだ大きくないため上場の継続が担保されるか不安です。

また、自分は高分配のETFを重視するのですが、今回の日本株式ETFにおいては、必ずしも高配当であることをうたわない銘柄であっても分配金が高いものがありました。

以上のような思考を各アセットごとにしつつ、今回は時間が迫る中で、最終的には自分の感性で、日本株式の上場ETFから2銘柄、外国株式、外国債券、REIT関連のそれぞれより1銘柄ずつ、合計5銘柄に1ポイントずつ入れました。

なお、実際の投票は、FOY2015サイトのコード番号一覧にのっとって投票したので、もしかしたら海外ETFに投票したことになっているかもしれません。私はあくまで、現段階では東証に上場しているETFで充分だろうと思ってます。

さて、以上のようにエクセルでごにょごにょ、こねこねしてみて感じたのは、通常のオープン型投資信託ではどうなるかわかりませんが、ETFにおいてのブラックロックiシェアーズの存在感がすごく出てきたな、という点です。

これまでは外国株式や外国債券のETFばかりだった印象ですが、つい最近、日本株式のETFも上場したばかりで、しかもそれがかなり信託報酬安めの設定になってます。しかも、証券会社によっては、自動的に米国源泉徴収の軽減も受けらるようになりました。もしかして、全部のアセットをiシェアーズにしてしまってもいいのではないか、来年あたりには本当にそうなるのではないか、と想像します。

別なis(イスラミックステート)は世界中で危険なことをしていますが、こちらのis(iシェアーズ)は「いいぞ、もっとやれ。」という印象です。

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