履修計画:英語スクーリング必須で選ぶべきは夏季か夜間か?
慶應通信の英語履修に関する話の続きです。
通信生の先輩方の話によると、英語単位のめどが立たずに退学する人、多数、という話をよく聞きます。
科目試験受験回数10数回? 数十回でやっと英語単位をクリアした、みたいな話も聞きます。ちなみに、試験は年4回です。
私は幸運にも、とりあえず年末までに4単位取れました。仮認定を受けた人は、初回の7月試験で英語科目を全部受験し、一気にテキスト必須の6単位以上を取った人もいたようです。
しかし、慶應通信では、テキストのみでは英語の履修は終わりません。スクーリングにより、リーディングとライティングという1単位科目をそれぞれ1つずつ、合計2単位を受講しないといけないのです。
今回は、そのスクーリング、どれを受講するべきか、という話です。難しく考えすぎるとドツボにはまりますが、あえて難しく考えます。
以前、英語の単位の取り方に関しての記事を書いたので、そちらのリンクも改めて張っておきます。
当ブログ:履修計画:まずは英語、そして年末までに20単位以上のメドを立てよう
同上:履修計画:放送授業の履修はよく考えて
英語の履修のお勧め順序、テキスト科目履修要領の10ページに載ってる。2→7→1→3だそうな。あと、塾生ガイド2015の149ページによると、テキスト4単位、スクーリング2単位、放送授業2単位という取り方も可能とのこと。
— 松本勝晴(FPブロガー) (@k_matsumoto) 2015, 4月 5
上記を簡単にまとめると、慶應通信における英語単位獲得の基本は、テキスト履修6単位、スクーリング2単位。テキストの履修のしやすさを考えると、まずは英語Ⅱから、ということでした。実際には各自が実力に合わせて、読みやすいものから始めればいいのでしょう。
そして、私としては気持ちが揺れていたものの、テキスト履修4単位、放送授業2単位、スクーリング2単位という組み合わせによる単位獲得は、当時からとても気になってました。そしていま、このパターンでかなりやる気です。
なぜか。理由は2つです。
1つは、現段階で3年~4年での卒業はあきらめていて、まずは5年~6年で卒業できればいいや、くらいの気持ちでいること。そうすれば、放送英語にじっくり取り組めます。
2つ目。なんといっても英語は、毎日すこしずつコツコツ勉強するべき科目である、と思っている点です。そう考えれば、1週間で勝負がつく夏季スクーリングよりも、毎週通学し3か月ほどかけて勉強する夜間スクーリングで学ぶほうが、理にかなっています。
以上が、テキスト履修2科目4単位獲得を経て、残りの4単位を放送授業2単位と夜間スクーリング2単位で頑張ってみよう、という理由になります。
また、慶應通信の先輩方から、次のようなアドバイスも受けてます。
夏季スクーリングは難しいクラス、不本意なクラスに当たることもあるので、夜間スクーリングのほうがおすすめである、と。
どういうことか。
慶應通信において、外国語のスクーリングを受ける際には、その受講者数が多いことから、さまざまなレベルの英語クラスが同時に開催されます。
そして、それを受講するために、仮登録という制度が採用されてます。
つまり、まず、英語科目を受けたい人数を把握します。そして、英語科目の成績や、通える日程などを考慮して、大学側でクラスを割り振るのです。
2015年夏季スクーリング案内P.5によると、英語にの仮認定の注意書きが次のように書かれてます。
履修クラスは大学で指定します。学生がクラスを選択指定することはできません。申込書枠外に何か記載した場合も一切考慮されません。ただし受講期間、「リーディング」「ライティング」という科目の別、履修単位数については希望を受け付けます。(中略)同じ期にリーディング・ライティングの両方を履修することはできません
受講期間についてもう少し詳しく言うと、慶應通信の夏季スクーリングは、1期6日間の講義が3週にわたって行われます。そして、午前、午後は別な科目の講義を受けることが可能なシステムになってます。
英語のスクーリングを受けたい。しかし、生徒側から指定できるのは受講期間と単位数と科目の種類のみです(パソコン利用の可否、上級クラス希望などは選択できますが、ここでは話を省きます)。
これは、午前中に受けたい、午後は仕事に行きたい、みたいな要望には応えられないことを意味しています。
そして、2015年夏季スクーリング講義要綱のp.5ページによれば、英語の講義は、全部で30クラス行われます。
お盆のころだけ休みが取れるので第Ⅱ期で受講したいと思っても、英語はレベルがさまざまな講義が午前6クラス、午後6クラス行われます。どれに当たるかにより、命運が左右されそうです。
しかも、夏スクのみでリーディング、ライティングの両方を受講するためには、2期分の夏スクに仮登録することになり、そうなると合計20クラスほどの中からどれかに割り振られるかわからない、みたいな状況になります。
これが、英語の夏季スクーリングが意外と難しい、と言われる理由に思えます。
一方。夜間スクーリングではどうか。
同様に、2015年度夜間スクーリング案内の、p.5、英語の注意書きを引用します。
履修クラスは大学で指定します。学生がクラスを選択指定することはできません。ただし、受講曜日、「リーディング」「ライティング」という科目の別、履修単位数については希望を受け付けます。同一曜日に複数のクラスは受講できません。
夜間スクーリングは、出席できる曜日を指定できます。そして、2015年度夜間スクーリング講義要綱のP.2によれば、各曜日に開催される英語のクラスは2クラスか最大4クラスです。しかも、リーディング、ライティングのどちらかを指定すれば、実質的には希望のクラスを履修できる可能性はかなり高くなります。
もちろん、各人の性格により、1週間の短期で単位を獲得したほうがいい、みたいに思う人もいるでしょう。
私の場合は、英語は、継続的に学んだほうがいい、と思っているので、現在のところは夜間スクーリングで受講したいです。
心配な点があるとすれば、2016年度を、英語のリーディングとライティングの放送授業30分2科目を42週続けて履修し、そのうえで夜間スクーリングでリーディングとライティングをそれぞれ12週にかけて履修することの負荷が、専門科目のテキスト履修にどれほど影響してしまうのか、です。
悩みがあるとすれば、1年間、英語にしか手が回らなくなるかもしれない、その点だけです。
とりあえず、2月ごろに届くであろう、放送英語の履修要綱を読んで、そこから決めることにしたいと思います。そして、実際に受けると決めて、4月、5月の放送講義を受けてどれくらい負荷がありそうか確認してから、スクーリングをどうするか考えることにします。
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