レコード大賞は乃木坂46、紅白歌合戦は白組勝利
年末は、恒例の歌番組をいつもどおり楽しみました。
まず、30日はレコード大賞。
『レコ大』乃木坂46が初の大賞https://t.co/7Nheh7pQBT
— ORICON NEWS(オリコン) (@oricon) 2017年12月30日
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そして大晦日は紅白歌合戦。
NHK紅白視聴率は39・4%、史上ワースト3位 https://t.co/NOSpZfprzo #NHK #紅白 #視聴率 #ワースト3 #芸能ニュース #日刊スポーツ
— 日刊スポーツ (@nikkansports) 2018年1月2日
私としては、この2つを見られればだいたい満足です。
が、世論的には、厳しい面もあるようです。
レコード大賞は、視聴率低迷により、放送日程を1日前倒ししてから10年以上が過ぎました。以来、視聴率の面では最悪を脱しているはずですが、常に打ち切りの噂が流れるようになってます。エビデンスのない単なる噂ですが、このような噂が流されてしまうのは、視聴者側の、受賞楽曲への納得感が低いことも無縁ではないでしょう。
2017年であれば、本来なら星野源さんがレコード大賞を受賞してもおかしくなかったはずです。2016年末~17年前半は「恋」ブームでしたし、新曲「Family Song」も、しっかり売れて結果を残していました。
乃木坂46は、たしかにAKBに次いでCDが売れるアイドルグループであり、今回の受賞曲「インフルエンサー」は楽曲もダンスもすばらしいものがありました。だから、ファンならこの受賞は大喜びでしょうし、普通にJ-POPを広く聞く人にとっても納得の受賞だったと思います。
また、レコード大賞に参加しない歌手が、結果的に多すぎます。ジャニーズ系、アミューズ系、そのほか、賞レースから距離を置く歌手などなど。
番組としてちゃんと成り立たせるために、ノミネート歌手として出演できる人を確保しないとならない。つまり、出演歌手の中かから大賞が選ばれる。
以前は、大賞を取れば数年で賞レースを卒業したものですが、氷川きよしさんやAKB48は、大賞受賞後も出演し続けています。もし、活動再開したEXILEが出演するなら、半分近くが大賞受賞経験者みたいな事態になる可能性もあります。
そんなことを回避するためには、やはり、毎年の歌の流行りの実感として合う歌手たちが、しがらみ無く、互いにリスペクトできるような仕組みの賞レースにしたほうがいいのではないかと思います。
さて、紅白歌合戦ですが。
今回の、2017紅白歌合戦は、見ごたえあったと思うのですよ。安室奈美恵さんも出演しましたし。
しかし、視聴率は残酷にも、40%割れでした。
残酷とか言っちゃいましたが、普通の音楽番組であれば充分にバケモノ的な、すごい視聴率です。
これを、回顧的に「昔は80%だったのに~」というような比較をすることで、紅白不要論にするのは不毛かと思います。
年末年の瀬を、歌番組で過ごす、という形は、ぜひ残してほしいです。
ただ、紅白対抗ってのは、たしかにもういらないかな、と思います。
1年のしめっくりとして、年間にどんなことがあり、そのときどんな歌が話題だった、みたいな歌番組で十分なような気がします。
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