レコード大賞候補曲発表されましたが乃木坂2連覇に黄色信号?
先日、今年の日本レコード大賞の候補曲の発表がありました。
2018年の音楽シーンを総決算!
— 第60回 輝く!日本レコード大賞 (@TBS_awards) 2018年11月15日
『第60回輝く!日本レコード大賞』12月30日(日)よる5時30分から生放送!
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ちょっとびっくりしたのは、DA PUMPが、大賞候補としてノミネートしたことです。
レコード大賞。部門賞発表。
— 松本 勝晴 (@k_matsumoto) 2018年11月16日
大賞の大本命は乃木坂46。対抗が欅坂46。
あれ、外国曲カバーはいつから受賞可能になったんだ???> DA PUMP
ちょっとおかしいな、と思いますが、ルールが変わったのならそうちゃんとアナウンスしてほしいです。
レコード大賞は、実は、日本作曲家協会主催の音楽賞です。
対象年度に発売されたすべての邦楽シングルCDの中で「作曲、編曲、作詩を通じて芸術性、独創性、企画性が顕著な『作品』」、「優れた歌唱によって活かされた『作品』」、「大衆の強い支持を得た上、その年度を強く反映・代表したと認められた『作品』」、以上3点に該当する『1作品』に贈る。そのため、賞の授与対象は対象曲を歌唱した歌手に限らず作詞・作曲・編曲者・所属プロダクション・所属レコード会社が対象になる。審査対象は、「優秀作品賞」に選ばれた『作品』とする。 ウィキペディア:日本レコード大賞、最終更新2018年10月9日版
以上のとおり、独創的であり、優秀な歌唱によって活かされ、年度を代表する作品に贈られる賞です。
実は、ここに隠れた審査基準として、「日本の作曲家により作られた曲」であることが、実際には求められていました。
直近の雑誌記事ネット記事などによると、西城秀樹さんの「ヤングマン」が、外国カバー曲であったためにエントリー外となったことが取り上げられていますが、他にも例えば岩崎宏美さんの「聖母たちのララバイ」ですとか、田原俊彦さんの「さらば夏」ですとか、歌謡大賞を受賞しているのに外国作曲家がかかわったためにレコード大賞にはノミネートされず涙を飲んだ作品があるのです。
DA PUMPは、そもそも従来のルールに従うなら、大賞候補にはノミネートされないはずなんですよ。
ただ、むちゃくちゃヒットして、今年を代表する作品になったのには間違いないので、特別賞であるとか、企画賞であるとか、そういったもので顕彰するのはあり、だと思ってました。
現段階では、DA PUMPと乃木坂46の一騎打ちらしく、業界内でもどちらが受賞するか、まだ予測が立たない状況のようです。
ともあれ、伝統を崩さないという判断であれば乃木坂46の2連覇でしょう。そうなっても驚きません。
むしろ、本格的なヒットを16年ぶりに出した、その努力を認めるべきであるとして、ルールをまげて、いやルール変更してDA PUMPにレコード大賞を受賞させるのか、見ものです。ノミネートしたのだからその段階でルールを変えているのでしょうけれど。
だったら、4年早くルールを変えて、「レットイットゴー」にレコード大賞を受賞させたかった、という思いが強いです。
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