京都アニメーション放火殺人事件の件
まさかの事態です。めったに社会的な事件に関してはブログにしないのですが、今回は特別です。
京アニ火災、死者33人に 身柄確保された男は意識不明 https://t.co/qC6d5eCJtM
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年7月18日
多くの話題となるアニメを制作してきた、京都アニメーションの第1スタジオにガソリンがまかれ、それに着火し爆発。ビル全体が全焼し、中にいたスタッフのうち33名が死亡、35名が重軽傷を負いました。
(ブログ更新直後に、重症者の中から死者が出て、死者が合計34名となりました。)
容疑者とされる人物の名前も現段階で報道されていますが、当人も火傷などで意識不明であり、回復ののち逮捕され、早く本格捜査が始まってほしいものです。
京都アニメーションと言えば、創業初期はあらゆる有名アニメスタジオの下請けとして動画作画などを担当。近年は自社にてオリジナル原作によるアニメのテレビ版、劇場版を作成し、多くの話題作を提供していました。
私が最初に京都アニメーションがかかわった作品で好きになったアニメは、「きまぐれオレンジロード」でした。厳密には、漫画原作のジャンプ連載時に好きになり、1980年代にアニメ化されたのを楽しみにしていたのですが、このとき、アニメを制作していたスタジオぴえろの下請け作業をしていた会社のひとつが、創業期の京都アニメーションでした。
そして、2000年代に入り、大ブームとなった「涼宮ハルヒ」シリーズにより、京都アニメーションと再会します。このころには、すごいアニメを作るスタジオとして、話題作を連発し、多くのファンを獲得していたと記憶しています。
近年では、私自身は「中二病でも恋をしたい」などが興味を引いた作品でした。その後も多くの作品を作り、今後も劇場版の予定がいくつか発表されているところです。
そのような状況であったのに、たった一人の蛮行により、京都アニメーションは一瞬にして5分の1ものスタッフを失い、さらに多くのスタッフが治療中で復帰のめどが立たない状況になっています。
第1スタジオはその名から想像される通り、京都アニメーションの重要な拠点であり、社内ネットワークのサーバーが置かれていたり、作品資料が保存されたりしていた場所だったそうです。それらがすべて、灰になりました。
ただただ、悲しい事件です。いや、放火殺人テロです。
アニメに興味のある人なら、特に今回の事件には思うところがあると思いますが、放火殺人テロという意味では、単なるアニメスタジオの事件ではなく、公的に有名な企業が脅迫され、暴力により多くの被害者を出した歴史的な事件になりそうです。
【参考リンク】
京都アニメーションHP
Wikipedia:京都アニメーション
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