« ラグビーW杯は盛り上がり始め、いつの間にかバスケットW杯は終わってた | トップページ | いつの間にか、日本が競歩の強豪国になっていた »

履修計画:夏スク結果発表を受けての今後の予定

今年も、昨年同様、夏スクの結果発表のスケジュールが前倒しになっているようです。

かなりつらい思いをして日吉、三田へと通った3週間が報われて、本当によかったです。

では、今回の結果を踏まえて今後の予定について述べたいと思います。

●夏季スクーリング結果

夏季スクーリングの結果は、次のとおりでした。

第Ⅰ期 AM:考古学(2類) 評価A
第Ⅰ期 PM:社会学特殊(1類) 評価A
第Ⅱ期 AM:東洋史概説(2類) 評価A
第Ⅱ期 PM:日本史特殊(2類) 評価S
第Ⅲ期 AM:図書館・情報学(1類) 評価A
第Ⅲ期 PM:日本史概説(2類) 評価A

以上のとおりで、12単位獲得となりました。とにかく授業日程を消化するのに精いっぱいでした。以下、少しずつ感想めいたものを書いてみます。

考古学は、あらかじめ印刷され綴じられた教材が最初に配られ、それを参考資料にしながら講義が進みました。出席を取らず、最終日の論述試験のみで評価されました。講師曰く、「どれだけ講義をちゃんと聞いていたのか、熱意が伝わればOK」とのことでした。

社会学特殊は、通信課程の社会学系スクーリング科目としては少々珍しい、講義のみの科目でした。他の社会学系科目はディスカッションだったりグループワークだったり身体を動かす系だったりします。社会学に興味があるのにシラバスが不満、みたいな人に、最初にお勧めしたい講義でした。最終日の試験は、いくつか小問が出題され、それぞれ具体例を示しつつ社会学的な説明を行うものでした。

東洋史概説は、イスラム世界の近代史を取り扱う講義でした。東洋史といえば中国史のイメージがあったので、今回の趣の異なる内容は新鮮でした。全コマで出席カードの提出が求められたり、最終日試験は早めに終わったのに、残りの時間をフルに講義するなど、変わった面もありました。最終日の試験は、小問数問を論述させるのですが、時間配分と分量が不安でした。

日本史特殊は、自身初のS評価をいただきうれしいです。テキスト、スクーリング通じて初めてS評価をいただきました。内容は近世経済史でした。経済史といえば、文学部テキスト科目の日本史特殊Ⅳにも通じますが、それとは異なり、農業に焦点が当たった内容でした。最終日の試験は、なかなか変わった出題形式で、しかも持込可だったので取り組みやすかった印象です。

図書館情報学は、とにかく図書館について学ぶ講義でした。日程の途中で図書館の蔵書を調べてリストアップする宿題があり、それがけっこう手間でした。そのうえ、最終日に論述試験がありました。なお、講義が撮影されていたので、もしかしたらEスクになるかもしれません。

日本史概説は、とにかくしゃべりまくる講義が圧巻でした。織田信長以降、江戸時代末の明治時代に入るあたりの日本近世史でした。出席評価とは無関係のリアクションペーパーを課せられました。なお、最終日の試験は、今回の6科目の中で唯一、持込不可となりましたが、持込不可にふさわしい内容の試験で、しかも試験後に講評を講義したため、成績のめどはその場でわかってよかったです。

以上のような状況で、スクーリング12単位を獲得できました。

去年までの4年間は、夏スクは鬼門でした。7科目受講し、3科目も落第していて、苦手意識が強かったです。ですが、正直かなりくたびれたものの、3週間6科目フル履修したものが12単位という結果になったことにより、報われましたし、リベンジを果たせたかな、という思いです。


●取得済み単位

以上を踏まえた、獲得済み単位は以下のとおりです。

総合教育科目 48単位(うちスクーリング相当4単位) 卒業要件クリア

文学部専門科目
一類(必修:28単位以上):38単位 卒業要件クリア
二類、三類:26単位

※専門科目全体(68単位以上):64単位 卒業要件まであと4単位
※専門科目テキスト(40単位以上最大56単位):36単位 卒業要件まであと4単位

※スクーリング要件(15単位以上最大32単位):32単位 卒業要件クリア

獲得単位合計 112単位   残り4単位および卒論8単位

●今後の取組み状況

以上のとおりの状況となりましたので、残りはテキスト2科目4単位分と、卒業論文のみとなりました。

夏スクでの燃え尽きた気分はいまだに抜けず、夏スクの成績発表が理想的な状況になったため、夜間スクーリングの履修はすべて取り消すことにしました。そして、今後は、前回7月科目試験で落第した2科目の科目試験対策と、卒業論文指導の準備に専念することにしました。

次回、10月科目試験では、次の2科目に挑戦します。

D群:史学概論(4回目の受験)
C群:日本史特殊Ⅳ-日本経済史-(2回目の受験)

そして、試験が終わった後は、卒論指導日まで卒論に専念します。

今回の卒論指導で、今後どのようなスケジュールで卒論に取り組むか、おおざっぱなスケジュールが決まり、それにより卒業の時期が具体的になる可能性があります。

卒論の準備は大事ですので、できれば他のことにはあまり時間を使わずに取り組みたいです。夜スク受講キャンセルを決意したのも、しつこいですが夏スクで燃え尽きたことに加えてやはり卒論に力を入れたいためです。

それにしても、春季の卒論指導がかなわず、再提出になったときには落ち込みましたが、その後のテキスト履修、スクーリング履修が比較的順調に進んだのが、怪我の功名だったと言える状況です。

最後に、直近のスケジュールについてです。

2019年10月12日~13日 10月科目試験日
2019年10月下旬 秋期卒業論文指導予定
2019年11月中旬 10月科目試験結果発表
2019年11月25日 1月試験向けレポート提出締め切り日
~2019年12月24日まで 夜スク期間
2020年1月18~19日 1月科目試験日

もし、10月科目試験にて受験予定の2科目が合格できたなら、今後の通信課程のスケジュールは、かなり楽になります。卒論に専念できるわけです。そうなればいいなと思っています。卒論に関して今後どれだけ文献読みなどせねばならないのかがわからないのが不安ではあるのですが。

« ラグビーW杯は盛り上がり始め、いつの間にかバスケットW杯は終わってた | トップページ | いつの間にか、日本が競歩の強豪国になっていた »

学問・資格」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。