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日本レコード大賞は米津玄師さんを無視できない(12/18更新あり)

日本レコード大賞のノミネートが発表されました。

ノミネート状況を見た感想をつらつらと書いてみたいと思います。布施明の大賞受賞以来、毎年レコード大賞をテレビで追い続けているファンとしての視点です。

「帰り道は~」のほうが好きな曲なんですが、エントリー期間の都合上、今年発表された曲でのエントリーになりました。

この曲だとすると、素直に3連覇としていいのか疑問です。もっとも、これまで3連覇以上を果たした浜崎あゆみさんも、EXILEも、受賞曲が3曲にもなると賛否が残る受賞曲があるのは仕方のないところです。

私は、今世紀に入ってから今年で20回目のレコード大賞になるのですが、その間の大賞受賞歌手が実質10組しかいないというのは、正直いかんのではないかと考えます。よほどのことのない限り、大賞受賞は1回、しかも連覇以上は特例中の特例にしないと、記憶のみでなく記録として残しておくべき楽曲が埋もれてしまう可能性があります。

ただ、いちファンがうだうだ行ったところで、今年に関してはほかに確実に乃木坂46を差し置ける人たちがいるのか、というと・・・どうもいるようです。

子供たちの間で大絶賛流行中。見方によっては社会現象な「パプリカ」です。たまーにバラエティ番組などで「パプリカが流れると踊り出す子供たち」を見るたびにすげーと思います。

これ、普通の人は納得いかないと思いますけど、長年レコード大賞を見ていると、数年間の活躍に報いるような形で大賞受賞が決まると思われるケースがあるのです。DA PUMBの1年遅れの大賞受賞は、可能性があると思ってます。

レコード大賞は以上のように注目してますが、そのほかの賞で気になる点についても触れておきます。

まず、新人賞ですが、今年はついに、エントリーした4組がまったくの予備知識なし、という状態になりました。誰ですかこの人たちと、検索せねばならない状況でした。

アルバム賞ですが、最優秀賞にTHE YELLOW MONKEYの「9999」が選ばれてますね。これはすばらしい。

アルバム賞に、矢沢永吉さんの名前があるのが意外です。ただ、年末に番組出演されるかどうかは不明。たまに紅白に出たり、直近ではついにMステにも出演してますから、あるかもしれません。あと、アルバム賞にあいみょんとKING GUNが入ったのがよかったです。

特別賞に、菅田将暉さんと米津玄師さんの名前があります。大賞ノミネートのFoorinのことも併せて考えると、ここ数年の米津玄師ブームを、なんとか受賞に反映させたいというふうに感じます。本来なら米津玄師さん本人によるレコード大賞があればいいのですが、もしかしたらそれは辞退した可能性があります。折衷案としての特別賞だと思います。

そのほかで私がうれしかったのは、森口博子さんの企画賞受賞です。

ガンダム主題歌でデビューし、キャリアの途中がバラドルだったのが、ガンダムの映画主題歌で歌手として再注目され紅白出場。その後も活動を続け、去年、ガンダムの歌のNHKアンケートで上位進出して改めて注目され、ついにはガンダムの曲でアルバムを作り、レコード大賞の企画賞です。

記憶では、新人時代の新人賞はもちろん、まったく賞レースに縁がなかったのではないか? 本当に良かったと思います。

長くなったので最後に一つだけ。

今年、ジャニー喜多川さんが亡くなりました。多くのジャニーズタレントをプロデュースし、音楽業界に貢献してきましたが、そのような、年度内に亡くなった功労者を表彰する、特別功労賞に、ジャニー喜多川さんの名前がありませんでした。

レコード大賞として受賞に値しないという判断だったのか、それともジャニーズの慣例として受賞を辞退したのか、どっちか知りたいです。

※2019/12/18更新
ジャニー喜多川さんには、特別音楽文化賞が贈られることが決まりました。事務所の代表として近藤真彦さんが受賞のために12月30日の番組に出演するようです。

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