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レコード大賞は米津玄師さんの作品でした

すでに5日ほど過ぎてますが、今回のレコード大賞受賞曲にはびっくりさせられました。

Foorin(フーリン)の「パプリカ」でした~。

自分の中では、子どもたちのハートを鷲掴みにした、ある意味社会現象ともいえるブーム自体は認識していましたけれども、レコード大賞審査員が大賞受賞させるかに関しては確信できませんでした。

本当にびっくりでした。これは、作詞・作曲・編曲・プロデューサーである米津玄師さんの、現段階での業界での評価が高いことも表していると思います。

さて、米津玄師さんは、いつごろから一般に知られるようになったのでしょう? 

ボカロなどになじみのある人たちにとっては、ハチ名義の曲から認知されているでしょうが、よりライトな音楽ファンにとっては、2017年にリリースされた、DAOKO×米津玄師としての「打上花火」からではないか。

そして、2018年新春ドラマの主題歌であった「LEMON」。こちらはその後、年をまたいで聞かれ続け、Youtube再生回数はとうとう5億回を突破したとのこと。さらにカラオケリクエストでもその勢いは止まりませんでした。

2019年は、Foorin「パプリカ」、菅田将暉さん「まちがいさがし」への楽曲提供、本人も「馬と鹿」をリリースするなど、どれも話題となりました。

米津さん本人は、テレビでの露出はまったくなかったように思います。ただ、レコード大賞ですとか、嵐の楽曲「カイト」が紅白歌合戦で紹介されたときに、ビデオメッセージを出していたりしました。

本人自体は謎めいていますが、楽曲のパワーによって多くの人に知れ渡り、今回、レコード大賞を受賞するに至ったのでしょう。

なお、受賞時、Foorinは子どもグループなため、放映時間の都合により大賞受賞歌唱は序盤で演じられたものの録画放送でした。大賞受賞歌唱がビデオだったのは、Mr.Childrenが「innocent world」で大賞を受賞したとき以来の珍事です。なお、ミスチルは当時、レコード大賞へのライブ出演もしておらず、Foorinはライブ出演をしていただけマシかもしれません。

レコード大賞は、もともと、楽曲、歌唱した歌手、および周りのスタッフに贈られる賞です。したがって、近々の音楽のトレンドで考える限り、今回のレコード大賞受賞は、実質的に米津玄師さんが受賞したと考えてよいかと思います。

で、今後ですが、米津玄師さんがレコード大賞を取ったのですから、他にもたくさん、レコード大賞を受賞してほしい人たち、候補が浮上してきます。

もちろん、年度を代表するだろうな、という曲が現れることが前提ですけど、新世代の歌手たちが、ぜひ、レコード大賞に参入・挑戦してほしいと思います。

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