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高卒採用を27年ぶりに再開する静岡銀行のお話

先日、静岡銀行が条件付きで高卒採用を再開する、とうニュース記事が出ました。

実は、成人年齢が18歳になる法案が可決された際に、大企業が高卒採用して、教育の面倒を見るというようなことを始めるのではないかな、みたいな予感はありました。

静岡銀行のケースについて、もう少し詳しく見ていきます。

日本経済新聞の記事によりますと、高卒採用の条件として、静岡県内の高校を卒業し、夜間大学もしくは通信制大学へ進学する必要があるとのことです。そのさいの学費も会社持ち、というのはすばらしい施策です。

この場合、進学先としては慶應通信もあり得るのかな、と思いました。ただ、その場合、普通課程4年で卒業できるかどうかかなり厳しい状況かもしれません。他の卒業率の高い通信制大学や、放送大学が現実的なのかもしれません。

ちなみに、慶應通信の科目試験の試験地としては、静岡県内で受験できるのは今のところ年1回です。ここも、慶應通信を押すのにちょっと弱い点でもあります。ただし、静岡銀行の会長は、現在、慶應出身者のようなので(『慶應三田会』、ダイヤモンド社、2018、p.124)、もしかしたらいろいろ動きがあるかもしれません。

実際の採用に関しては今後行われるそうで、実現するのか、他社でも追随するのか、など、注目したいところです。

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