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自粛緩和のためには混雑解消とマスク義務化が必要か?

新型コロナウイルスによる感染症の世界的大流行真っ只中です。全世界的には患者数が300万人を超えたそうです。

一方で、患者数、死亡者数がピークを打ったと判断し、全世界的には徐々に経済活動を再開しようという機運も高まっています。

当然ですが、オンオフスイッチを一気に切り替えるがごとく、新型コロナが流行する以前の生活にすぐに戻せる、ということはないでしょう。

アフターコロナはどうなるんだろうな、と思い、自粛解除後はどうなるのだろう、どうすべきだろうということをいろいろ考えてみました。

まず、ソーシャルディスタンスをキーワードとして、過度な混雑は避ける方向性になると思います。

公共交通、映画館、コンサート、セミナーや大学講義などは、1席あたりの間隔を十分に広くすることになるでしょう。
飲食店も、これまでは4人で座るような座席に1人づつ座るようになるかもしれません。
混雑を避けるために、そして少人数でも利益を上げるために、交通費が、入場料が、飲食代が値上がりすることも考えられます。
外出できる人は、それなりにお金を使える人だけになり、そのほかの人は、自宅でテレビや動画を楽しむだけとなり、ひとりで過ごすことが当たり前になっていきそうです。

次に、鼻から下、口元を隠すファッションが一般化する。もしかしたら義務化されるかもしれません。

これまではマスクでしたが、フェイスガードという形で飛沫防止用のウェアが出てくるかもしれません。
これは、イスラム圏ではニブカとかヘジャブで対応可能でしょう。欧州の感覚では屈辱でしょうね。
また、日本でも忍者とか、目の下を隠す衣装になじみがあります。
有名アパレルが、今年の流行のフェイスマスクなどを売り出すようになるかもしれません。

他にもいろいろ考えようとしましたが、見出しが立たなかったので、ここまでにしておきます。

新型コロナウイルスによる感染症の実際の死亡率は、確定していません。いまのところおおざっぱには、感染しても軽い症状であり、本来は自宅療養で直るはずの病気です。ただ、2割くらいの人が重症化し、入院して経過を見なければならないところまで悪化するようです。

実際に亡くなった人たちの状況がもっと分析され、どのような治療法が有効で、今後どのくらい致死率を下げられるかが重要なのでしょう。

日本国内において、直近の感染確認者数、死亡者数を見る限り、毎日の死亡者数がいまだ上昇を続けているのが心配です。死亡者数が頭打ちとなり、減少傾向が見えてくると、いよいよ緊急事態宣言の解除が見えてくると思います。ただ、さすがに5月6日に全面解除されることはなさそうですね。

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