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履修計画:2020年春季卒業論文指導、本指導(初回)が無事に終わりました

卒業論文が、やっとスタートに立ったという印象になりました。

前回の予備指導から7カ月が過ぎまして、その間いろいろと文献を読んだりデータを集めたりしていました。現段階では、文献の読み方もデータの集め方もまだまだ甘くてやり直さねばならない部分もあります。とはいえ、方向性が徐々に絞り込めてきたので、今回は無事に本指導(初回)として終えることができました。

慶應通信の卒論の仕組みを大雑把に説明します。

まず、規定の単位を獲得できると、卒業論文指導登録を行うことができます。卒業論文指導登録を認められた学生が、卒業論文指導を受けることができるようになります。

卒業論文指導は、基本的に年2回。毎年5月と10月に行われます。卒業論文指導を申し込むためには、定められた論文構想を作って提出し、指導教員を決める段階を踏まねばなりません。

論文構想がなってないと、再提出を求められます。これをくらうと、卒業論文指導のスタートが半年先延ばしになります。去年の私がそうでした。

また、論文構想がいまいちなときは、予備指導を行うことになります。予備指導は、卒業論文本指導の前段階の指導であり、どのような方向性の論文ならば本指導に入れるかなどの指導を受けます。ここで、予備指導から本指導に繰り上がる場合もあります。

逆に、本指導だとしても、初回で指導教員となった人と学生との論文内容のすり合わせがうまくいかないとか、指導教員が自分では指導できないと感じて他の教員を紹介するみたいな状況になって、本指導をやり直すケースもあります。

この、本指導の中で、指導教員を正式決定する段階が本指導(初回)であると考えられます。本指導(初回)を無事に終えて、指導教員も学生も互いに腹をくくったときが、真の卒業論文のスタートだと思えます。

学生は、卒業論文のための文献読み、データ集めを続けます。本指導は、学生の都合もあるでしょうが、指導教員が納得するまで続きます。本指導(初回)を終えた後の指導は本指導(2回目以降)という括りで呼ばれるのですが、この段階では、半年後以降の卒業論文締切までに論文を書き上げられそうだ、と指導教員が判断すれば、卒業予定申告提出の許可を指導教員が出すことができるようになります。

卒業予定申告を提出できれば、大学側にも最短で1年以内に卒業する予定の学生として情報が伝わり、そのように扱われます。ここから少なくともさらに1回、本指導(2回目以降)を受けて、いよいよ直前の卒業論文締切までに論文を書き上げられそうだ、と指導教員が判断すれば、卒業論文提出許可を指導教員が出します。

以上のような流れがあるので、今回、無事に本指導(初回)が済んだとしても、最短での卒業は2021年秋になります。なお、秋卒業の場合の論文提出締め切りは6月末日、卒業試験は9月上旬の予定になってます。

私としては、今が2020年5月ですので、あと約13カ月で、なんとか卒業論文を書き上げられるよう、今後の文献読みとデータ収集を引き続き頑張りたいと思います。

新型コロナによる感染症に関しての、緊急事態宣言がいよいよ解除されそうな雰囲気になってます(5月14日に、北海道、東京、埼玉、千葉、神奈川、京都、大阪、兵庫を除く他の39県は緊急事態宣言が解除されました)。

そろそろ卒論を進めるために、図書館に行きたいです。

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