波乱の2020年の終盤に日経平均が今世紀高値更新
特定口座ベースでは年内取引が終了し,いよいよ年末も押し迫ってまいりましたが,市場はまだ動いてます。
日経平均終値、714円高の2万7568円 30年ぶり高値更新https://t.co/26Kz4NUT9P
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) December 29, 2020
30年ぶり高値とは,不吉です。しかしまぁ,今年3月のことを考えると,よくぞここまで株価が上昇したなと思います。
2020年は,何もかもが想定外でした。
まさか,コロナ禍がこれほどまでに大事になろうとは。
東京オリンピック,パラリンピックが延期になってしまうとは。
その他,あらゆるイベントが中止,延期,縮小開催になろうとは。
大学が閉鎖され,図書館が閉館し,再開後も使い勝手がいまいちで。
そして,年末にかけて,改めて新型コロナの流行が拡大し,医療がひっ迫する状況になろうとは。
専門家の予測では,新型コロナの流行は,年明けの,もっと寒くなることにはさらに拡大するとのこと。
自分が新型コロナ感染対策としてできることは,マメな手洗い,3密避けです。特に宴会は当分の間参加しないほうが身のためです。
マスクをせずに人と話すのが,いちばん感染可能性が高いとのことですから,それを避けるのが無難です。
いろいろと我慢を強いられる状況ですが,株価は順調に回復しました。
3月19日に,1万6358円を付けたときには,まさか9ヵ月後に2万7568円にもなろうとは思いませんでした。その差額,1万1210円。率にして69%もの急上昇です。
これほどの急上昇は,素直に喜べません。おそらくは2月~3月にかけての急落の反動という側面があるのでしょうが,もっと不安なのは,今回の高値が,30年ぶりということです。
株価分析では,何日ぶりの高値,何年ぶりの高値というのが重要な局面になることがあります。特に重視されるのが,3の倍数です。
3日ぶり,3週間ぶり,3カ月ぶり,3年ぶり,という具合に,そのタイミングで反転することが多いです。逆に反転しなかった場合,同じ日数,同様のトレンドになる可能性が高まります。
今回は,特に,30年ぶりの高値だというのが気になります。また,3月の目先の底から,現在の高値は9カ月目だという点も気になります。
稀有に終わればいいのですが,気になるので念のためブログに残しておきます。
今年度のブログ更新は,今回が最後になりそうです。来年のことは,来年のブログネタとして取っておきたいと思います。
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