« 履修計画:春期卒業論文本指導申込を済ませました | トップページ | オリンピックをやめる理由はいくらでもあるがやる方法を考え抜くことは重要 »

トランプ氏退任。バイデン氏が新大統領へ。

大統領交代がこんなに後味悪く感じたことはなかったですね。

トランプ氏は前大統領となり,バイデン氏が新大統領となりました。

トランプ氏はバイデン氏の大統領就任式に出席せず,ホワイトハウスでの引継ぎもせずに,自身の退任式を済ませて去っていきました。

ネットなどでのトランプ支持者からの情報によれば,今回の大統領選挙には,投票開票の際に不正があり,そのせいでトランプ氏が負けた,とのこと。今回の選挙はコロナ禍で行われており,郵便投票を可能にしたために,亡くなっている人が投票してるとか,同じ人が何票も投じているとか,票が入れ替えられたとか,集計機械にバグがありちゃんと計算されていない,などと訴えていました。

トランプ氏はそれらについて,裁判で訴えていたようですが,どの裁判もすべて否認されたようです。どの訴えに対しても,明確な証拠があげられず,今回の選挙は公正に行わており,各州の選挙委員会が集計した結果は最終的に正当であるとされました。

その集計等がおおむね済んだのが12月中旬。12月15日には,各州で選挙人投票が行われ,バイデン氏が過半数を獲得しました。

そして,その選挙人投票の結果を,連邦議会で承認する作業が1月6日にありましたが,ここで事件が起きました。

この段階で,トランプ氏は選挙人投票が承認されるまでは,選挙が終わっていないとして,承認が本当に正当であるのかを精査するよう,支持者にデモを呼びかけました。実際に多くのトランプ支持者が,連邦議会にデモをしに行ったようです。

デモだけで済んでいれば,まだましでした。デモ参加者は,何がきっかけだったのかは不明ですが,議会に乱入してしまいました。

トランプ氏のTwitterが削除されてしまい,厳密にはわかりませんが,暴力はいけない,帰るときだと呼びかけています。しかし,あとの祭りでした。

この,トランプ支持者の議会乱入事件のあと,今日までのバイデン大統領就任まで,ものものしい状況でした。情報も錯綜し,無事にバイデン大統領就任となるのか,わからない状況になりました。

1月20日,バイデン大統領の就任式と,トランプ大統領の退任式は別々に行われ,両者は顔を合わせることなく,大統領交代となりました。

投票前に,上記のようなことをつぶやいていました。

本当は,トランプ氏がどのようなことを考えてここまでごねたのか,いろいろ想像してみたいのですが,時期尚早かもしれません。もしかしたら今回の選挙の顛末とか,4年間の大統領としての日々をトランプ氏が書籍化するかもしれませんが,直近のトランプ氏に発言させない的な雰囲気が書籍化などを阻むかもしれません。

とにかく後味の悪い大統領交代でした。

とはいえ,時計の針は動いてます。バイデン大統領が,今後,どのような政策を打ち出していくのか,見守ることにします。

« 履修計画:春期卒業論文本指導申込を済ませました | トップページ | オリンピックをやめる理由はいくらでもあるがやる方法を考え抜くことは重要 »

ニュース」カテゴリの記事

映画・テレビ」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。