« 物欲爆発中 | トップページ | 2021年末のレコード大賞どうなる??? »

慶應義塾大学通信教育課程を卒業できました

まだかな~と、首が長くなりすぎてしまいましたが、11月1日、ついにその日はやってきました。

まさかまさか、昨年までは、諸先輩の秋卒業のみなさんの卒業報告をネットでだいたい10月下旬には見ていたので、自身の卒業試験結果通知が11月までずれ込むとは思っても見ませんでした。

※実は、このツイートで卒業に関しては判明しています。

気を取り直して、結果を確認しました。

無事に卒業と認定されました。

正直、成績はいまいちでしたが、そんなことはどうでもいいです。

2015年4月に入学して以来、在学期間6年と半年で、慶應義塾大学通信教育課程文学部を卒業することができました。

長いようで、あっという間にも感じます。ただ、現実として6年とは、小学生が卒業する年月、中学生が大学へ入学する年月です。

その間、自分ならばどうすれば卒業できるのか、いろいろと考えて、結局は他の人のことを考えずに大学の講義を真面目に受ける、真面目にテキストを読む、レポートを書けるようになる、卒論に取り組む。それしかないと考えました。

せいぜい、テキスト科目のレポート提出は毎月1本程度でした。3か月に1回の科目試験で合格できたのは2科目受験して1科目程度というペースでした。人によってはラクラクこなせるスクーリングも、夏季においては1週間の通学に耐えられず、また、初期にはそのレベルに付いて行けず、落第も経験しました。

テキスト科目も、何度もレポート不合格を経験し、科目試験の不合格も同一科目で5回不合格になる、みたいなこともありました。

そして、最大の試練は、卒論のテーマが決まらないことでした。まさか、2019年春、論文構想の再提出を指示されるとは思っても見ませんでした。

その後、改めて私が履修した科目の中から、私がどの学問なら卒論をかけるかを考え直すなどしました。結局、本格的に卒論指導が始まったのは2019年の秋でした。

2020年の1月科目試験までで、卒業論文以外の単位を修了し、卒業論文に専念しましたが、正直、そこからが長く険しい道でした。

先行文献の読み込みから始まり、データ収集、そしてそのデータが揃ったところから執筆開始。その執筆が遅々として進まない。

とにかく何行かタイプするだけで1日が過ぎてしまう、ということもありました。

ただ、ここであきらめたりしませんでした。目標の日程までにある程度の形に整える、ということを繰り返しました。そして、指導を受け、さらに体裁を整えたりするなどしていって、最終的に卒業論文を6月中旬に完成させました。

だらだら長くなりましたが、大学からの通知で、卒業決定を知ったとき、本当にほっとしました。やり切ることができて良かった、と思いました。

私は、どちらかというと、自分だけでものを考えて、自分だけで判断して、自分だけで行動するタイプの人間です。なので、今回、無事に卒業できたのは、自分が通信教育課程の仕組みやルールを理解し、単位を積み上げ、論文を書き上げることができたからだ、と思っています。

ただ、その過程をTwitterなどで公開しており、そのたびに多くの方に反応いただいたことに関しては、やはり励みになった、と感じています。

その部分に関しては、本当に感謝しています。ありがとうございました。

さて、秋卒業の場合、卒業式まで間がありまして、そもそもコロナ禍がほんとうにこのまま収まるのか不思議な状況でもあり、来年にちゃんとした形で卒業式が行われるのかも不明であり、どうなることか、と思いつつ、ひとまずは学業に関するブログは、今回で最後になるかもしれません。

« 物欲爆発中 | トップページ | 2021年末のレコード大賞どうなる??? »

学問・資格」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。