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卒業式、学位記授与式、そして祝賀会(オンライン)

私は2021年9月30日付けで卒業(連絡が届いたのは2021年11月1日)ということになっていて、すでに気分はOB、三田会会員でしたが、正式な卒業式は、2022年3月に行われました。

感慨無量です。

ぎりぎりまでまん延防止等重点措置が取られており、卒業式当日には解除されていたものの、感染確認者数の減少はなだらか、かつ人数も冷静に見ればけっこう多いことから、私自身は卒業式はオンライン中継で済ますことにしました。

去年の秋の段階で、2022年春にコロナ禍が収まっているとは思えなかったので、正直に言えばかなり早い段階で卒業式会場には行かないつもりでいました。あと数年早ければ、そしてコロナ禍でなければ、両親を連れて卒業式に出たかったという気持ちもありました。

両親からしてみれば、私が慶應義塾大学を卒業できた、なんてことは、親族の偉業になるわけです。たとえ通信教育課程だとしても、です。

ただ、老いた両親には日吉往復の体力がありませんでした。ならば私一人で参加ということになりますが、コロナ禍ということで感染対策上、遠慮することにしました。私自身は3回目のワクチンを接種済みですが、コロナウィルスをもらってきて、両親に感染させるかもしれないリスクをとりたくありませんでした。

オンラインライブ中継とはいえ、卒業式は感動的でした。会場でどなたか倒れた方がいて、式が一時止まるアクシデントもありました。卒業生代表に対する学位記授与、優秀学生の表彰とつつがなく進みました。校歌は合唱団のみの斉唱でしたがこちらは画面を見ながら歌ったりしてました。

そして、本来なら卒業式当日に行われるはずの学位記授与式と卒業祝賀会は、こちらは主催者側が感染対策を取り、最初からオンラインによる開催を後日に開催する形式になりました。

通信教育課程の学位記授与式では、卒業生の人数発表、改めて通信教育課程での成績優秀者の表彰(名前読み上げ)、祝辞など、30分程度で済みました。

そして、通信教育課程の卒業祝賀会は、WebEXで開催。多くの教授方、そして多くの三田会の方から祝いの言葉をいただけました。

オンラインでの祝賀会はどんなもんだろう? と思ってましたが、想像していたよりも緊張しました。

なお、卒業記念として、大学名入りノック式トリプルペンを、祝賀会参加記念として卒業年度と大学名入りのデジタル型置時計をいただきました。

全日程を終え、一息ついて、ああ、本当に卒業できたんだな、という思いを強くしました。

そして今後の残りの人生、慶應義塾大学を卒業した、ということを背負って生きていくことになるのだな、と身が引き締まる思いです。

そのために、引き続きあらゆることでレベルアップできるよう、努力していかなければいけない、とも思っています。

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