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成人の日に、改めて18歳成人と20歳の集いを考える

2023年1月9日は、18歳成人が正式に始まってから初の成人の日です。

法律上は、18歳で成人とのことですから、高校卒業前から、すぐに大人としての責任が問われます。

芸能ニュースなどでは、期待の新成人ランキングが発表されており、芦田愛菜ちゃん(さん?)18歳が1位とのことでした。

一方で、各自治体での式典は、なぜか成人式は、20歳の集いとして行われていることがほとんどだそうです。18歳新成人を集めた式典を行うのは、NHKによるとたった3市町のみだそうです。

なぜにこのようなギャップが生まれてしまうのか、論点を箇条書きしてみました。

・法律が通ったのはいつか? 2018年6月

・法律施行はいつか? 2022年4月より

・成人になったらできること
 さまざまな契約ごと、婚姻、一部国家資格、性別変更の取り扱いなど
 (普通自動車免許は元々18歳で取得可能)

・成人になったとしても、20歳まで制限されること
 飲酒、喫煙、ギャンブルが大人のたしなみとしてのアイコンである以上、これができないのは中途半端?
 ただし、海外でも成人年齢より飲酒可能年齢が高いのは一般的。
 大型、中型自動車免許の取得もできない。

参考:法務省 民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について

・なぜ自治体は成人の日の式典を20歳の集いのままにしたのか? 法案成立から5年もあったのに? 怠慢?

・実務上として1月中旬に18歳が式典に集まるのは難しい。高校卒業準備、大学入試、就職活動など。

・そもそもなぜ成人の日は1月15日(第2月曜日)だったか? 元服の儀 小正月

祝日法の制定時、成人の日は、1月15日とされました。この日を選んだことについては、同じ報告書の中で、「元来、元服は正月に最も多く行われている。・・・(中略)・・・宮中や公家の間では正月5日までの間に行われ、武家の場合は正月11日が多かった。そこで、この草案では、「国民の日」という建まえから、わざと公家や武家の行った日を避け、しかも松の内の日を選んで15日としたのである」とされています。 (内閣府:各「国民の祝日」について)
なお、元始祭は1月3日、新年宴会は1月5日、鏡開きは1月11日。

・成人の日は1月第2月曜日だが、実際の式典は3月以降にずらすのが現実的。将来的には成人の日の移動も必要か? 成人の日の由来から考えると無理か?

・高校卒業時期と成人式典を同じ時期にするのが合理的かも。

・通過儀礼としては成人式典はあったほうがよい。

以上、肝心な部分は箇条書きで済ませたままブログをアップしますが、現状で素早く記事更新するには、自分の能力ではこれが限界かなと思います。
上記箇条書きをさらに調べ、ちゃんとまとめるにはさらに最低でも数時間は必要であり、こだわりをこじらせると数週間かけてしまいそうで、その間にほかのことがしたいのです。

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