成人の日に、改めて18歳成人と20歳の集いを考える
2023年1月9日は、18歳成人が正式に始まってから初の成人の日です。
法律上は、18歳で成人とのことですから、高校卒業前から、すぐに大人としての責任が問われます。
芸能ニュースなどでは、期待の新成人ランキングが発表されており、芦田愛菜ちゃん(さん?)18歳が1位とのことでした。
『2023年 期待の新成人』1位は芦田愛菜 3学年対象で各界のホープが集結(写真 全9枚)https://t.co/y4WjMFuAZR
— ORICON NEWS(オリコンニュース) (@oricon) January 8, 2023
#アンケート #オリコン @oricon_monitor
一方で、各自治体での式典は、なぜか成人式は、20歳の集いとして行われていることがほとんどだそうです。18歳新成人を集めた式典を行うのは、NHKによるとたった3市町のみだそうです。
成人年齢引き下げて初めての成人式 18歳対象は全国で3市町のみ #nhk_news https://t.co/k8Im9HBZRM
— NHKニュース (@nhk_news) January 8, 2023
なぜにこのようなギャップが生まれてしまうのか、論点を箇条書きしてみました。
・法律が通ったのはいつか? 2018年6月
・法律施行はいつか? 2022年4月より
・成人になったらできること
さまざまな契約ごと、婚姻、一部国家資格、性別変更の取り扱いなど
(普通自動車免許は元々18歳で取得可能)
・成人になったとしても、20歳まで制限されること
飲酒、喫煙、ギャンブルが大人のたしなみとしてのアイコンである以上、これができないのは中途半端?
ただし、海外でも成人年齢より飲酒可能年齢が高いのは一般的。
大型、中型自動車免許の取得もできない。
参考:法務省 民法の一部を改正する法律(成年年齢関係)について
・なぜ自治体は成人の日の式典を20歳の集いのままにしたのか? 法案成立から5年もあったのに? 怠慢?
・実務上として1月中旬に18歳が式典に集まるのは難しい。高校卒業準備、大学入試、就職活動など。
・そもそもなぜ成人の日は1月15日(第2月曜日)だったか? 元服の儀 小正月
祝日法の制定時、成人の日は、1月15日とされました。この日を選んだことについては、同じ報告書の中で、「元来、元服は正月に最も多く行われている。・・・(中略)・・・宮中や公家の間では正月5日までの間に行われ、武家の場合は正月11日が多かった。そこで、この草案では、「国民の日」という建まえから、わざと公家や武家の行った日を避け、しかも松の内の日を選んで15日としたのである」とされています。 (内閣府:各「国民の祝日」について)なお、元始祭は1月3日、新年宴会は1月5日、鏡開きは1月11日。
・成人の日は1月第2月曜日だが、実際の式典は3月以降にずらすのが現実的。将来的には成人の日の移動も必要か? 成人の日の由来から考えると無理か?
・高校卒業時期と成人式典を同じ時期にするのが合理的かも。
・通過儀礼としては成人式典はあったほうがよい。
以上、肝心な部分は箇条書きで済ませたままブログをアップしますが、現状で素早く記事更新するには、自分の能力ではこれが限界かなと思います。
上記箇条書きをさらに調べ、ちゃんとまとめるにはさらに最低でも数時間は必要であり、こだわりをこじらせると数週間かけてしまいそうで、その間にほかのことがしたいのです。
« 新年のご挨拶・2023年(令和5年) | トップページ | 風呂なし物件を選ぶ若者がいたっていいじゃないか当人が幸せならば »
「ニュース」カテゴリの記事
- 初めてのお使い、工場と問屋と小売店、そしていわゆる転売ヤーについて(2024.09.04)
- パリオリンピックが一段落(2024.08.12)
- 誰も幸せにならない直前すぎた体操五輪代表女子選手の処分について(2024.07.20)
- 大谷翔平選手の銀行口座が元通訳水原一平氏に好き勝手に使われていた件(2024.04.13)
- アメックスの新カード、ゴールド・プリファード・カードが登場!(2024.02.21)
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- 初めてのお使い、工場と問屋と小売店、そしていわゆる転売ヤーについて(2024.09.04)
- パリオリンピックが一段落(2024.08.12)
- 誰も幸せにならない直前すぎた体操五輪代表女子選手の処分について(2024.07.20)
- 息抜きや余暇、旅はどれくらいの頻度でするべきか(2024.07.15)
- テーマパークでの行列、混雑を回避することに関する雑談(2024.06.28)