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JAXAのH3ロケット発射を「失敗ではない」というのはインテリの強弁か?

ロケット発射、ましてや衛星を積んでそれを軌道に乗せるまでやり遂げるってのは、非常に高度な技術だと思うのですよね。だから、何かしらのささいな不具合が少しでも残っていると成功できない、それは失敗かもしれないと思いがちです。ましてや、新たに開発したロケットならば、それまで実績のあるロケットとは違うわけで、不確実な要素は高いと思われます。

昨日発射予定だった、JAXAのH3ロケットは、残念ながら打ちあがりませんでした。

補助ロケットに着火しなかったためにリフトオフせず、ロケット本体も積まれた衛星も無事だったことは不幸中の幸いでした。

一方、単に打ち上げが見たかった一般の人にとっては、打ち上がらなかった状況だけを見て「失敗だった」と第一印象で思ってしまうのは仕方ないことだと思います。

しかし、メディア側で発信する側であるならば、第一印象をそのまま検証もせず発信するのはいかがなものかと思います。

具体的にはITメディアの記事を見ていただきたいのですが、中継されていた記者会見で質問に立った共同通信社の記者のやりとりが物議をかもしてます。そして、質問を終えた後の、捨て台詞のようなセリフが特に非難されてます。

上記ツイートは、その中継の実況ツイートでしたが、さすがにこの言い方はひどいな、と私も思いました。

自分が引き出したい言質を引き出せなかったために、質問を終えた後に自分の解釈(感想)を述べるってのは、国会答弁でもNHKのニュースの文面でも見かけるものですが、イントネーションの効果もあってかなり見苦しい、聞き苦しいものになっています。

打ち上がらなかったことに関しては、失敗であると言い切ってしまうなら、たしかに大多数の人の理解は得られるでしょう。しかし、失敗とすることにより次回以降へのさまざまな影響も心配です。

一方、ITメディアでは、大事故に至らぬために「フェールセーフ」が働いた、その意味では成功だったが、打ち上がらなかかったことに関しては確かに失敗であるので、打ち上げは中止されたとするのが妥当、とされています。

「それは一般に、失敗と言いまーす。」のようなセリフは、20代~30代の若手が、功を急ぐあまりにダメ押ししてしまったかのように感じていましたが、SNSで流れてくる情報を見る限り、もう少し年配の記者のようです。わきまえましょうよ、って思いました。

今回のH3ロケット発射に関しては、

・発射の手順を進める段階で、途中で異常を検知し、補助エンジンへの着火信号を送るのを止めた
・結果、メインエンジンが着火しているのにリフトオフしなかった
・リフトオフしなかったので、ロケット本体、および積み荷(衛星)は無事だった

ということなので、私も無事に中止された、と判断するべきだと思います。

ただし、ロジックじゃなく、とにかくロケットが打ち上がらなかったことをもって残念がり、打ち上げの過程にほとんど興味を示さない人にとっては、細かい話はインテリの強弁に聞こえてしまうかもしれません。

私としては、今回の状況に至った細かすぎる話には興味がないですが、大枠で何が起こったかを理解したうえで、今回は無事に中止できたので、次回に生かしてほしい、という思いです。

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