どんな業界でも売れる人と売れない人で二分されます

Youtuberの広告収入が激減しているという記事が目立つようになってます。

ヤフーニュース：日刊ゲンダイデジタル「UUUM身売りで大株主のヒカキンは？ ひろゆきもシバターも「儲からない」と嘆くYouTuberの落日」

まぁ、正直言いまして、どんな業界でも、売れて儲かる人とまったく儲からずにコストも稼げない人に分かれるのは仕方ないことですよね。

保険業界も証券業界も、商品を売り続けられればすごく儲かりますし、売れないから収入も得られないわけですよ。

FP(ファイナンシャルプランナー)のような、業際に縛られて儲けにくい業種でも、人によってはセミナー業や執筆業、個別コンサルがうまく行って儲けられるわけですよ。

Youtuberの場合は、真にトップクラスの人、運よくトップクラスになれた人など莫大な収入になったのでしょう。

でも、運よくトップクラスになれた人あたりが、バブリーな収入を基準に考えていてそれよりも収入が減ってしまってそれを嘆いているのだとしたら、見込みが甘かったってだけなんだと思いますよね。

Youtuberは、広義の映像制作業だと考えれば、ライバルはテレビや映画でしょう。
そして、広義のタレント業だとも考えれば、オーディションなどを勝ち抜いて伝統ある事務所に所属するホンモノのタレントがライバルになるわけですよ。

Youtuberは、自分の好きなことだけやってたまたま視聴者と直接つながってうまいこと行ってたのかもしれません。

一方、テレビや映画、そしてそれに出演する俳優タレントは、自分の好きなことだけでなく、多数の利害関係者の要求要望も満たし、そのうえで多くの視聴者を獲得するのに、すざましい努力をしたうえで幸運までつかんでる人たちだってことですよ。

Youtuberは一時期バブル的な儲けが得られたかもしれませんが、誰でも比較的楽して儲けられるという夢は、もう見られない職業なんだろうなってことですよね。