同じメダル2個でも、下げ潮の水泳陣、上げ潮の陸上陣
7月末には日本・福岡で世界水泳が、そして先日までハンガリー・ブダベストで世界陸上が行われていました。
その結果はともに、メダル獲得、3位内入賞が2つという結果でしたが、競泳陣は過去30年で最低レベルの成績でネガティブ、陸上陣は大健闘で勢いがありポジティブ、と明確に違っていたようです。
時系列で水泳から。
サンケイスポーツ:【世界水泳】日本は銅メダル2個の厳しい結果に 平井伯昌パリ五輪プロジェクトリーダー「20年前ぐらいに戻っている」/競泳
スポニチアネックス:競泳ニッポン分裂危機 水連「職務放棄」批判に平井コーチ反論「提案受け入れられず」
あくまで外から見る限り、1990年代末以降、水泳日本は、事実上平井コーチがチームを作って引っ張ってきたようなもんだと思うのですよね。その平井コーチがどうも連盟内で確固とした地位を得られていないってのが、うまく行ってない原因のようにも思えます。
東京五輪以降に強化のための予算が減っていたり、新型コロナ禍で合宿などがままならなかったなどの話もありますが、そもそもが病気だった池江璃花子選手や、一度は代表落ちした鈴木聡美選手が比較的楽に代表に戻ってこられる様子を見ると、選手層の薄さも感じてしまいます。
一方、陸上は、歴史的偉業などがありました。
スポーツ報知:【世界陸上】北口榛花、大逆転金メダル!ラストで66m73の超絶スロー!マラソン以外で陸上日本女子初の大快挙
日刊スポーツ:【世界陸上】日本の全競技終了、メダル2&入賞11 日本陸連「一段階上がるチーム構成に」
日本女子が、マラソン以外の種目で金メダルを取ったのは初めてです。いや、まさかの快挙ですよ。
そして日本男子トラック、特に短距離陣、サニブラウン選手が決勝進出の常連となりつつあることで、他の選手にも刺激になってるのではないかなと感じてます。
日本のスポーツ界、陸上と水泳は、しばらくの間水泳のほうが期待値が高い状態が続いていたように感じてました。しかし、東京五輪が終わって以降、その立場が逆転したのかもしれません。
もっとも、メダルの個数では両競技同じなのですが。
来年にはパリ五輪があり、そして、陸上は実は、2025年に東京で世界陸上が行われます。陸上陣はさらなる底上げを、水泳陣はチームの立て直しに期待したいところです。
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