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遠距離通学、および夏季スクーリングの思い出

私は大学卒業を2回経験しているのですが、1回目は4年間、本厚木、しかも厚木市下荻野なので小田急線本厚木駅からさらにバスで20~30分くらいかかる場所に、千葉県から通学していました。

当時の住所を元に、今現在のグーグルマップで検索すると、おおよそ片道2時間半です。ただ、実際の通学は1985年~1989年という具合に40年近い昔の話なので、当時の運行状況(ダイヤ)と現在のそれは違ってることは考慮しないといけません。雨の日で交通事情が悪ければ、3時間以上かかった記憶もあります。

それと比較したら、2回目の卒業では、8月の2週間だけ、東急日吉駅まで片道約1時間半ほどでスクーリングに通うのは、楽勝だろうと思っていたものです。

真夏の通学、および約30年経過した加齢による体力低下をナメてました。正直かなりきつかったです。

2回目の大学は通信制でしたが、直接指導にも力が入っていて、最低限の単位を通学による講義で履修する必要がありました。

私はいくつかある通学講義(スクーリング)のなかで、夏季スクーリングと夜間スクーリングに参加しました。今回は夏季スクーリングに絞って話を進めます。

慶應通信の夏季スクーリングは、通学生が夏休みで人が少なくなる8月に、通信生のために行われる講義です。日吉キャンパスで2週間、三田キャンパスで1週間行われます。1コマ105分の講義を1日最大4コマ受講します。1週間では午前2コマで1科目、午後2コマで1科目を受講します。よって、3週間で6科目分受講が可能です。1科目あたり2単位なので、3週間で最大12単位を獲得できるチャンスでもありました。

夏季スクーリングは上記の通り、一気に単位獲得可能な一大イベントなので、遠方から泊まり込みで講義を受けに来る人たちも多数いました。ただ、私自身も遠方かもしれなかったのですが、すでに述べたとおり片道1時間半程度で通学できたため、泊まり込みは選択せず通学したのでした。

2015年、16年、17年、そして1年飛ばして19年に、夏季スクーリングに参加しました。そして最後の19年は、3週間6科目12単位チャレンジをして、卒業論文を除いた卒業要件獲得を目指したのでした。

ですが、正直言いまして、夏季スクーリングは体力的にも成績的にもいい思い出がありませんでした。

2015~16年は、それぞれ1週間に1科目づつ、計6科目受講しましたが、うち3科目で落第。単位獲得できませんでした。17年は1科目だけに絞り、18年は当時の単位獲得状況を考慮してついに受講せずに済ませて、テキスト履修に専念しました。逆に19年は単位獲得の頑張りどころと考えて3週6科目12単位にチャレンジしたのでした。

で、話を通学に戻すと、10代~20代のころの、真夏を避けた、しかも早朝比較的空いた時間帯での通学であることを考慮しても2時間半以上かけて通った厚木と、40~50代のころに、真夏の通勤時間帯、もっとも一部はお盆にかかるのでだいぶ乗客が減るのですが、そんな時期の1時間半以上の通学と、どっちが大変だったろうか、という話です。

40年近く前の話と、7~8年ほど前の話で記憶の鮮明さもだいぶ違いますが、やはり体力などの面ではほぼ同じだったのかなと思います。そして、加齢による衰えがあった分、日吉通学の苦い思い出が強いように感じます。

特に、2016年に関しては、体調不良で肝心な試験日に講義を休んでしまい、結果的に落第の原因となりました。2019年も体調がすごく悪くなったものの1コマ欠席でなんとか済ませ、水分補給のドリンクに問題ありそうだと気付いて変更するなどして乗り切りました。

真夏の通学というのは本当に大変でした。大学としてのレベルの高い講義を受けつつ、それを踏まえた試験にも合格するための準備と、日々の健康管理を両立させねばなりません。そして近年は、気温がさらに上がり、熱中症の危険度がもっと高まってます。

コロナ禍が一段落して、通常通りの夏季スクーリングが行われているようです。通信制度在学生のみなさんにおかれましては、体調管理に万全を尽くしつつ、単位獲得目指して講義に取り組まれますよう願っております。

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