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8月も下旬ですが今更ながら「熱中症警戒アラート」について調べてみました

8月、早くも下旬になりますが、暑さに関してはまだまだ覚悟しないといけないようです。

ウェザーニュース:気象庁1か月予報 残暑が和らぐ兆しなし 台風の発生にも注意

8月17日に発表された1か月予報によりますと、9月中旬にかけては平年より気温が高い状態が続くとのことです。

テレビのニュースなどを見ていると、連日のように「熱中症警戒アラート」が発せられていて、熱中症に警戒してください、というような情報が常に流されています。

この熱中症警戒アラート、けっこう最近に発表されるようになった気がしてます。具体的にどうすればいいのとか、よく知らなかったので改めて調べてみました。

とりあえず熱中症警戒アラートとか、暑さ指数というキーワードで検索しましたら、環境省が便利なサイトを準備してました。

環境省:熱中症予防情報サイト

なるほど、こちら全体をざっと見ておけばいいってことですよね。

熱中症警戒アラートについて理解するためには、暑さ指数をまず知っておく必要がありそうです。

環境省:熱中症予防情報サイト「暑さ指数(WBGT)について」

上記サイトによると、

暑さ指数(WBGT)は人体と外気との熱のやりとり(熱収支)に着目した指標で、人体の熱収支に与える影響の大きい ①湿度、 ②日射・輻射(ふくしゃ)など周辺の熱環境、 ③気温の3つを取り入れた指標

だそうです。単に気温だけではなく、どれだけ日射輻射を浴びるか、湿度はどうかなども考慮された数値だそうです。

そして、この暑さ指数(WBGT)が28を超えてくると、明確に熱中症による救急車出動が増加するのだそうです。怖い。

そこで、熱中症による死亡、救急搬送をできるだけ減らそうと、熱中症に注意すべきタイミングで情報を発令しよう、ということになったそうです。

環境省:熱中症予防情報サイト「熱中症警戒アラートとは」

上記サイトによると、令和2年7月から、関東甲信越地方で試行がスタート。翌令和3年4月より全国的に発表されてるそうです。ってことは始まったのは2020年コロナ禍の最中ですね。

最近になって熱中症警戒アラートが目立つようになったのは、コロナ禍が落ち着いたせいでもあるようです。新型コロナ感染よりも熱中症に警戒せねばという感じでしょうか?

さて、熱中症に警戒とは、具体的にどうすればいいのでしょうか? 上記サイトによると次のような感じだそうです。

アラート発表時の熱中症予防行動の例
・不要不急の外出は避け、昼夜を問わずエアコン等を使用する。
・高齢者、子ども、障害者等に対して周囲の方々から声かけをする。
・身の回りの暑さ指数(WBGT)を確認し、行動の目安にする。
・身の回りの暑さ指数(WBGT)に応じて、エアコン等が設置されていない屋内外での運動は、原則中止または延期する。
・のどが渇く前にこまめに水分補給するなど、普段以上の熱中症予防を実践する。

とはいえ、暑いからと言って用事があるなら外出せねばならず、通勤が必要な人は会社を休むわけにもいかず、できる対策と言えばなるべく日差しに当たらず、まめに水分補給をするために手元に水筒やドリンクを持つ、くらいなのではないでしょうか?

そして、私の個人的な話としては、やっと筋トレ習慣が出来上がりつつあったのに、最寄りのちょこざっぷまで往復30分かかることを考えると、アラート発生時にわざわざ体温上げに行っていいものかどうか心配です。

暑さ指数(WBGT)ごとの行動指針には、日常生活に関する指針と、運動に関する指針が決められてますが、指数が31を超える場合は、外出は避けるべし、運動も中止すべし、とされています。いや~、昼間に運動しに行くな、ってことですね。

なお、夜になると日差しはなくなるため、当然ですけどこの暑さ指数は下がります。

以上、熱中症警戒アラート、およびそれを発令する指標となる暑さ指数(WBGT)について確認してみました。今後出かけるとか、ウォーキングや筋トレなどのさいには、特に暑さ指数を確認してから行動するようにしたほうがよいのかな、と思いました。

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