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税金はお金の流通の摩擦熱の回収

税金ってのは常に制度が変わっており、注目してないといつの間にか上がっていくものです。

読売新聞:「タワマン節税」に歯止め、相続税評価額を戸建て並みに引き上げへ…不公平感の解消狙う

今日、目に付いたのはタワマン節税ですが、正直な話、いわゆる億ションなど購入できる世帯はいろんな税金払ってくださいよ、って思ってしまいます。

投資目的でタワマンを買ってるならなおのことです。所有者が住んでいないケースの税金を上げるとか、いろいろ知恵を絞ってほしいところです。

税金ってのは、あらゆるお金の取引でかかってきます。

仕事で稼げば所得税。
品物を買えば消費税。(タバコならタバコ税も、ガソリンならガソリン税なども、お酒なら酒税も)
財産を売って儲かれば譲渡税。(不動産を持てば固定資産税など、自動車を持てば自動車税など)
お金をもらえば贈与税。(利子、配当、分配金の場合は所得税扱い)
親が亡くなって財産を受け継げば相続税。

ぱっと思いつくだけでもこうなりますし、一部検索で確認しましたがもっとあるのでしょう。

毎年確定申告をしていても、本当に自分が税に関して全部把握しているのか、心配になります。

経済の血液ともいえるお金は、どんどんと他人に所有者が変わっていくごとに、その摩擦熱が発生しており、その熱を、国が税金として吸収しているのかもしれません。

国は、「円」の価値を維持しつつ、どこの摩擦熱を吸収するのか、知恵を絞っているのでしょう。

いつまでも 同じと思うな 税制を

ただし、1980年後半の不動産バブルを冷やすために、不動産に関するあらゆる税制をいじりすぎて、さらには消費税スタートによって結局のところバブル崩壊を導いたことは、歴史から学ぶべきでしょう(いろいろ検索しましたが面倒すぎて簡素にしました)。

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