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ジャニーズ事務所大荒れ継続中

一段落だと思ったのはとんだ早とちりだったようです。

いやー、それでもまさか、9月7日のあの会見って、そんなに多くのスポンサー方々の逆鱗に触れるような内容だったんでしょうか? みなさん本当に今後は永遠にジャニーズのタレントをCMに使わないんでしょうか?

振り返ってみて、どこがそのような逆鱗に触れるような内容だったのか、ジャニー喜多川氏の少年性犯罪事件へのジャニーズ事務所の対応について考えてみました。あくまで個人の感想です。

大きく3つ、あるのかなと思います。

・ジャニー喜多川氏の親族であり、ジャニー氏の姉メリー喜多川氏の娘であるジュリー喜多川氏が、社長は退任したものの代表取締役として残ったうえで、事務所の株主を続けることを明言した。

・とりあえず、調査によりジャニー喜多川氏が少年に対して性加害を行っていたということを正式に認め(私は見て見ぬふりをしていたのを認め、受け入れた、と解釈してます)、東山新社長に鬼畜の所業とまで言わしめたのに、事務所名にジャニーズを残す選択をした。

・そもそもが現段階で被害を訴える人に対してどういった補償をするのか決まっていないうえに、会見を細かく見ると結局のところ所属タレントが一番大事で被害者は二の次という姿勢が垣間見えた。

以上を総合的に勘案し、各スポンサー方々(特にJTC:ジャパントラディショナルカンパニー系)は、「あ、この人たち(ジャニーズ)、まったく変わろうと思ってない」って判断したのかな、と思いました。

いや、さすがに変わるでしょう? そもそも、大元のジャニー氏もメリー氏も、もういないのですから。

ジュリー氏が二人の意思を明確に受け継いで、しかもふてぶてしく事務所運営していくなら、謝罪会見せずに済ます方法で乗り切ってたと思いますよ。彼女にはできなかったんですよ。だから変わるんです。

そして、ジュリー氏本人はもちろん、さすがに現在は事務所内に性加害の犯人は残っていないでしょうし、第二のジャニー氏が生まれない仕組みを作れるはずですよ。

東山さんや井ノ原さんや木村さんが、ジャニーズJr.に、ジャニーズの伝統だからと性加害を続ける、なんてことはさすがにないでしょう?
(もっと若い頃にどうだったかは、あえて考えないようにしますけど)

ただ、ジャニー氏の蛮行を見て見ぬふりをしていたであろう事務所内の人たちには、反省していただきたいです。

そもそも論として、現在の所属タレントを起用することが、児童虐待を企業として認めることになるってのは、一見ロジカルに見えるんですけど急ぎ足すぎではないでしょうか?

とりあえず、9月13日に再発防止策の公表が行われたので、次のイベントは10月2日のジャニーズ事務所新体制公表だと思います。着々と新・ジャニーズ事務所に変わっていくはずだ、と思いたいところです。

まぁ、9月7日からまだ10日ほどしか経ってない状況でいろいろ騒がしいですが、今後数年を見据えた時に、一時的な騒ぎだったね、ジャニーズもちゃんと変わったね、っていう推移になってほしいと思います。

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