松井、SBIや楽天の手数料無料にその他サービスで対抗
そう来たか~という発表が松井証券からありました。
昨日よりSBI証券と楽天証券が「(日本株式)売買手数料無料」で話題になってました。これらは来年のNISAの新制度スタートに向けての顧客囲い込みとも考えられていました。
松井証券は、売買手数料値下げ競争には加わらないだろうな、とは思ってたのですが、絶妙なサービス変更で対抗手段を打ってきました。
松井証券:ニュースリリース:新NISA口座での日本株、米国株、投資信託の売買手数料無料化のお知らせ
松井証券:ニュースリリース:【業界最高還元率!】「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」開始のお知らせ
なんというか、新規参入者よりも投資経験者をうならせるサービス変更だと思うのですがいかがでしょう?
正直言いまして、松井証券、SBI証券、楽天証券、それぞれの米国株取引のサービス内容を厳密に比較できていないので、細かい点はわからないのですけれど、もし、松井証券の新NISAで米国株式の売買がともに手数料無料ならば、けっこうすごいことなのではないかと思います。
また、投資信託残高におけるポイント還元制度も、なんと、ローコストインデックスファンドでも還元があるらしいとのこと。現在は信託報酬高めの投資信託しか還元がなかったのですよね。
さらには、PayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードに換えられるってのが、意外とおいしいです。
楽天ポイントに換えられないのはご愛敬、っていうか当然の措置でしょうね。
毎月エントリーが必要ってあたりが、少々疑問というか不明なところですけど。
本当に、残高1200万円で毎月10000ポイントも還元されるなら、ちょっとそそりますよね。もちろん、ローコストインデックスファンドならここまで還元は高くないですが。
仮に数字が公表されている中で試算すると、eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)の還元率は0.0415%とのことなので、残高1200万円なら毎月415ポイントです。
あ~、これは年末、来年の新NISA用の積み立て設定は、改めて考えなおさなくちゃいけないかもしれないです。
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