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ゼロからクレカを選ぶとしても、アメックスをまず1枚目に選ぶと思う

アメックス大好きですけど、本音としては「1枚目を選ぶときにアメックスしか知らなかった」って話を、この前書きました。

現在は、国際ブランドが主に5種類(現在は7大ブランドとも言われているそうな)あるとか、プロパーカード、イシュアカード、提携カードの違いとかを知っているので、まっさらな状態で何を選ぶべきか、ってのは、その選択肢は変わってくると思います。

選ぶときに重要なのは、やっぱり、いざというときにちゃんと決済できるか、でしょう。

それは、店舗で取り扱っているかってことですが、店舗側にもメリットがあるかどうかにもかかわってきますし、世界的な利用回数シェアとか、国内でのそれとか、いろいろと考慮する項目が増えてきます。

とりあえず、まっさらな気持ちでクレジットカードを持つとしたらどうするか、改めて考えてみました。

結論としては、私としてはやっぱり1枚目に選ぶのはアメックスがいい、ということになります。次点としてはVISAカードです。

いわゆる7大ブランドの世界決済回数シェアは、今のところ次のような感じだそうです。

1位 VISA 44.8%

2位 銀聯(ぎんれん、ユニオンペイ) 26.7%

3位 Master 24.5%

4位 アメックス 2.3%

5位 JCB 1.1&

6位 ダイナース&ディスカバー合算 0.8%

(ファイナンシャルプラス)

そして、20万人規模のオンラインアンケートによる、日本国内で利用されているブランドは次のようになってます。

1位 VISA 50.8%

2位 JCB 28.0%

3位 Master 17.8%

4位 アメックス 3.1%

5位 ダイナース 0.3%

6位 銀聯 0.1%

(イプソス)

上記の結果を見たときに、アメックスがすごく低いな、と思いましたし、ダイナースはもうだめだな、とも思いました。

よって、利便性だけを考えるのならば、VISAもしくはMasterってことになるのでしょう。

あとは、自分の気持ちの問題となります。

基本的にクレジットカードは、イシュアーから発行されることがほとんどであり、JCBやアメックスのようにブランドが直接カードを発行するのは珍しいことです。なので、それだけでも価値があります。

そして、イシュアーは、細かく提携カードを発行しています。

例えばですけど、楽天カードは国際ブランドのどれかのブランドが乗っていない限り、クレジットカードとしての決済はできないわけです。国際ブランドのロゴがない楽天カードは実質的に楽天会員カードとしての価値しかなく、楽天ポイントしかメリットはありません。

また、楽天カードが好きだとして持っていたとしても、楽天カードでほかのショッピングサイト、ヤフーショッピングやアマゾンで決済するのは気が引けます。

同様のことが、そのほかの提携カードでも言えます。マリオットボンボイのクレカをヒルトンホテルでは出しにくいです。ヨドバシカメラでBICカードは使いにくいです。イトーヨーカドーでイオンカードを、JALでANAカードを使う意味がわかりません。

まぁ、上記がいやなので全部をもつ、カードコレクター状態になってる人もいそうです。

一方で、なるべくカードは枚数を減らしたい、という人もいます。

JCBやアメックスならば、プロパーカードを選べば提携カードのような使う場所に気を使うようなことは減らせます。

金融系カード、三井住友カードとか、MUFGカードの場合も、気兼ねなくいろいろな場所で使えそうです。

セゾンカードの立ち位置が少々わかりにくいですが、提携カード以外のセゾンブランドのカードならいいでしょう。

私としては、多少の話のネタにもなる、使う場所に気を使う必要のない、ブランド直接発行のプロパーカードとして、アメックスは外せない1枚として、ずっと持っていたいです。

30年以上前と比較すれば、アメックスとJCBの提携により、アメックスが使えないってことはめったにありません(使えないところはそもそもクレカ決済を導入してないケースがほとんど)。しかし、念のためにVISAかMasterのどちらかは持っておくべきでしょう。

ただ、Masterに関しては、コンテンツの検閲などして決済を制限するみたいな話も聞きますので(MONEY VOICE)、距離をおいたほうがよい気がします。コストコやAmazonなどで普通の買い物をするときには問題ないですけどね。

以上をふまえて、現状持っているクレジットカードをまとめますと、まずアメックスプラチナカード。次にみずほマイレージクラブカードSAISON/VISA。ほかにはAmazon会員ならだれでも持てるAmazon Mastercard(三井住友カード)、そして通信制大学卒業記念で作った慶應アメックスカード(MUFGカード)。以上の4枚になります。

本当はAmazonのクレカを持たなくてもよいのなら、慶應カードを他社のMasterカードに変更して3枚持ちにしたいなとも考えてます。ブランドとしてはアメックス、VISA、Masterを1枚ずつ持てばOKです。

そして、プロパーアメックスのプラチナの年会費がどうしてもきついってなったら、グリーンのカードに戻すか、セゾンアメックスまたはMUFGアメックスをメインにしたいと考えます。

また、VISAやMasterを持つ場合も、三井住友カード、MUFGカード、セゾンカードの、提携でないものを選ぶことになると思います。

なお、自分が貯めたい航空マイルが決まっているなら航空系提携クレカを、買い物をする場所が決まっているなら流通系提携クレカを選ぶのはありかな、と思ってます。

私としては、アメックスは各方面平均的に便利にポイント交換できますし、旅行に関するサービスも充実してますし、買い物でもポイントアップする店舗もありますし、今でもいい感じに活用できてるかな、と思ってます。

(※AmazonとAmazonカードの関係についての勘違いが発覚したので一部を修正しました。2023/11/11)

〔参考記事〕
イプソス:キャッシュレス決済大規模調査の結果を発表、脱クレカが起きている? QRコード決済利用は躍進

ファイナンシャルプラス:クレジットカードの国際ブランドはどれがおすすめ?|VISAやMastercard・JCBなど7種の比較&選び方

MONEY VOICE:ニコニコ、“表現規制”に執心のMastercardと決別?欧米的価値観の一方的かつテキトーすぎる押し付けに日本国内から湧き上がる拒否反応

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