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レコード大賞の一部マスコミ記事に物申す

レコード大賞に関しても、Youtube再生リストを作ってみましたよ。

さて、いろいろと賛否あるレコード大賞ですが、一部マスコミが記事にしている件についていくつか突っ込んでおこうと思います。

zakzak by夕刊フジ:レコード大賞候補の10曲決定〝旧ジャニーズ以外〟のボーイズグループが台頭 12月30日に生中継で発表

「旧ジャニーズ以外のボーイズグループが台頭」って言葉を、わざわざ見出しと本文の両方に使ってますけど。

そもそもスマイルアップ勢はレコード大賞は原則辞退しており、今回のジャニー喜多川氏の性加害告発に端を発する騒ぎとは本来無関係です。

過去10年程度を考えるとEXILEを含め、「以外のボーイズグループ」は定期的に入賞してました。Da-iCEに至っては大賞を受賞してます。あ、Da-iCEはMステにはスマイルアップ忖度で出演してませんでしたね。

東京中日スポーツ:レコード大賞、優秀作品賞の選考に疑問の声 YOASOBIの大ヒット『アイドル』なく… 「基準わからん」「闇深すぎ」

ネットの声を拾ってますけど、まぁ、基準はわかりにくいし、闇がどれほど濃いのか、本当に仕方ない面もありますよね。

昭和後半、各テレビ局ごとに音楽賞を実施して、それぞれ個性ある選曲でグランプリを表彰していたころはまぁ、いろいろと面白かったんですよね。そのような時代からレコード大賞は、賞レースと呼ばれた音楽番組のトリを飾る、いちばん歴史の長い由緒ある音楽賞という立ち位置でした。

当時は、ガチに視聴者投票のみで受賞者を決めていた音楽祭もありましたし、レコード売上年度1位を表彰してリスペクストしつつ、最高賞はそれ以外の歌手に渡すということをしていた音楽賞もありました。

いつからか、視聴率が取れなくなって各音楽賞は徐々に縮小。有線放送系の音楽賞が2017年まで続いてましたがそれも終了。テレビ中継されるもので唯一残ったのが日本レコード大賞なのでした。

レコード大賞も、昭和の時代は審査の状況を透明化すべく、さまざまな工夫をしながら番組作りをしていたものです。具体的には、大みそか以外に、事前に速報としてノミネートを決定する様子を番組にしてたのでした。

さて、音楽賞を誰が受賞するのかに関しては、どうしても審査員と一般大衆とのズレがでます。ずれる原因は、中日スポーツのネットの声にもちらちら入ってますけど。

・必ずしも歌手(および事務所やレコード会社)が受賞を必要としない。
・スケジュールを受賞番組のために取ってない。当日出演がないなら受賞もない(ことが多い)。
・大前提としてある程度のヒットでなければ受賞対象にならない。
・受賞に値するけどレギュレーションの都合により大賞の対象にならない。

などなど。

YOASOBIに関しては、昨年はレコード大賞の各賞にも名前がなく、しかもグループとしては紅白にも出てなかったので、年末のお仕事は辞退したのかも、くらいのことは思ってました。なので、今年の「アイドル」の大ヒットはさすがに無視できないけど、じゃあどうするか? というのが主催者と番組スタッフと事務所で話し合われたのかな? そして大賞は遠慮するけど出演のために各賞の受賞で落ち着いた、という感じの妄想をしています。

まぁその。大人の事情は複雑ですよね。

もう少し、どうやって大賞候補曲がピックアップされ、そこからどうやって10曲に絞り込んだのか、に関しての説明が必要なのかもな、とも思いました。

最後に、新しい学校のリーダーズに関してちょっとネガティブな記事が流れてまして、それについても突っ込もうと思いましたが、レコード大賞に関する話が盛り込まれてなかったのでやめときます。彼女らもけっこうなベテランさんで、タレントとして歌手として頑張り続けて、やっと報われた印象なので、まぁ、温かい目で見守りましょうよ、と思います。

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