ネット環境激動の2023年でした
いよいよ年末も差し迫ってまいりました。
私の1年に関して、特にブログ、SNSなど「ネットに意見を書く」ことに関して、振り返っておこうと思います。
この1年のうちに、文章を書くという面においては、世の中はすごいことになっていました。
ChatGPTを筆頭に生成AIが大きな話題となり、ちょっとした文章から大きめの論文まで、生成AIを使って文章を書くということが一般的になりつつあるようです。
私自身は、年初に話題になったころにちょっとChatGTPに触れて満足して、自分で文章を書く部分においてはそこまで活用しているとは言えません。が、直近ではグーグル検索に標準でAI要約が掲載されるようになって、知らぬうちに日常的に生成AIで作られた文章を読むことが増えたな、という印象です。
おそらく、訴えたい内容を2~3個入力し、論理展開を指定すれば、簡単なコラムは数秒で作れるのでしょう。ただ、そこに本来あるべきライター、著者、書き手の個性が宿るかどうかは不明です。生成AIで出力した文章を、最後に校正、校閲、自分の文章としての語尾の書き換えくらいはする必要がありそうです。
さて、SNSに関しては、私は今現在、距離をおいてます。TwitterがXに変わってしまったことがきっかけです。ただ、アプリの名前以外にもどうしても容認できない変更がありました。コミュニティノートという、匿名合議制のファクトチェックという名のもとのクソリプが、どうしても気に食わないのです。
もちろん、ファクトチェックは重要ですし、明確なデマは否定されるべきですが、意見の相違は受け入れられてしかるべきです。そして、意見の相違はちゃんと通常の立場で交わされるべきです。通常の立場とは実名であれば理想的ですが、Twitterならば通常行うメンションや引用であるべきです。本人に通知する必要がないならエアレス、エアリプで十分です。
それを、「匿名者」がよってたかってこの言論には注意してください、もしくは間違ってます、とツイートに直接ラベルを張るのがコミュニティノートです。本当に気持ち悪いです。
以上は特にTwitterの話ですが、他のSNSも、デマ情報の拡散を防止する名目で投稿の削除などが頻繁に行われているようです。そもそもデマであるかファクトであるかの基準は恣意的かつ不透明であり、本来なら発信者の確認およびID削除で対応されるべきです。
SNSは、もっと気軽にものが書ける、意見表明ができて、フォローフォロワーとわいわいできるためのツールだと思っていましたが、一部の思想を扇動したい人たちがSNSを悪用したせいで本当に使いにくいツールになりました。以上がSNSから距離を取った理由です。
そのほか、個人的な事情ですが、利用していたレンタルサーバーがサービス終了となり、他社へ移行する手間が発生しました。そこで気が付いたのは、なんとまぁ、レンタル費用がすごく安くなっていたことです。ここまで安いと、たしかに小規模なWebサイトを何種類も作ってトライアンドエラーできるんだな、というのが実感できました。私自身はそこまで真剣には取り組んでませんが、いざ、ココログまでどうにかなりそうだということになったなら、個人サイトにWordpressを試すことになるかもしれません。
Twitterの更新をやめた直後、ブログの更新頻度が上がりましたが、正直に言いましてやっぱりブログを書くのは、SNSでさらりと書くのに比べると手間と時間がかかります。世の中には同じ時間で圧倒的な脳内作業ができて実際の入力スピードが速い人たちがたくさんいますので、自分がそれらの人たちに対抗できるわけないとも感じてます。
気軽に書きたい、でもちゃんと書きたい、それらのバランスをもう少し考慮しつつ、更新頻度を増やせればいいのかなとも思いました。2023年の個人的なネット、SNS、ブログに関する振り返りは以上です。
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