« 2024年10月衆院選で思うこと(2024年10月21日時点) | トップページ | アメリカ大統領選挙はトランプさん返り咲き »

衆議院選挙が終わって思うこと(2024年10月31日現在)

10月27日の衆議院選挙の結果は、石破内閣が終わるか続くか、絶妙なラインになってます。

【衆議院選挙2024】 全議席確定、自民党191・立憲民主党148 政権枠組み探る(無料記事) www.nikkei.com/article/DGXZ...

自民、公明両党は公示前の279議席から64減らし215議席となり、定数465の過半数(233)を割り込みました。

#ニュース

[image or embed]

— 日経電子版 (@nikkei.com) 2024年10月28日 7:16

まぁ、結果を受けて、石破さんなら首相退陣を迫ったのかもしれませんが、今回はその石破さんが首相であり、その首相に直接ものを言える石破さんのような人材が今のところ、自民党内から現れないって状況のようです。

菅(すが)首相の時に、菅官房長官がいない、みたいな状況に陥ってるのに似ているでしょうか?

以下のポストは、投開票日翌日の段階の感想です。

一晩明けた感想。 ・自民191議席は絶妙。公明24議席と合わせて石破政権継続の可能性が残った。 ・一方、立憲148議席、国民28議席は大躍進。追い風すごかった。 ・維新38議席はぼちぼちだよ。期待しすぎ。 ・れいわ9議席、ついに共産8議席を上回ってしまったのは驚愕。 ・日本保守2議席、参政3議席よかったですね。 ・社民1議席しぶとい。 ・で、これだけ与党が減っても、野党による政権奪回は今のところ難しい。

— まっちゃん (@mfpoffice.org) 2024年10月28日 10:19

自民党としては惨敗といっていいと思いますが、その要因は政治資金不記載議員の過半数以上が落選したことによるのかなと思ってます。ただ、いわゆる旧安倍派5人衆のように、本当に選挙に強い人たちは当選してます。

自民惨敗とはいっても、与野党逆転による政権交代をするには、野党の議席数が少ないってあたりが、話をとてもややこしくしています。

ついでに言うと、選挙後の準備が全くできておらず、実際に野党が勝った時に政権運営をどうするのかについて、まったく話がなされてなかった印象です。

そもそも、与党を過半数以下に追い込むことのみが目標でしたから、実際に実現したそのあとのことは本当に何も考えていなかったようです。立憲も国民も維新も共産も、まとまって野党連合で政権を取りに行ける状況ではないようです。

維新、国民は、自民にも立憲にもつかず離れずの状況のようです。

よって、次の首班指名選挙がどうなるのか、全く読めませんし、そのために特別国会召集が今のところ11月11日という、すごく先の日程になってます。

これがまぁ、民意が反映された結果と言えば聞こえはいいですが、世の中はそれでもどんどん状況が動いています。予算が付くのを待ってる災害被災地もあります。アメリカの次期大統領もいよいよ決まります。当事者はいまごろいろいろな駆け引き含めて話し合いの最中だと思いますが、早く新しい政権の枠組みを決めてほしいところです。

« 2024年10月衆院選で思うこと(2024年10月21日時点) | トップページ | アメリカ大統領選挙はトランプさん返り咲き »

ニュース」カテゴリの記事

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

経済・政治・国際」カテゴリの記事

当ブログの注意事項

  • ブログ記事に関して
    当ブログの内容は、執筆者である松本勝晴のこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積により、あくまで一個人の見解、私見、ポジショントークを表しています。記事をご覧になるみなさまのこれまでの生活、経験、情報入手の蓄積によっては不愉快な思いをされる場合があります。ご注意願います。
  • 自己責任のお願い
    当ブログでは、金融資産運用、保険などリスク管理、社会保障、税制に関する話題において、その実践結果の報告や、将来の展望に関するコメントなど情報の提供を行います。しかし、その情報は将来の結果を約束するものではありませんし、ご覧になるすべてのみなさまに等しくお勧めしているわけでもありません。特に金融商品の売買に関してはさまざまな事情により元本割れを起こす可能性がある点についてご留意願います。
  • 常に最新情報をご確認ください
    当ブログの記事の内容は、原則として各記事フッター部に掲載の執筆年月日時点のものであり、実際にご覧いただく時点では、制度変更などにより事実と内容が異なることや、解釈が異なる場合があります。当ブログだけを当てにせず、最新の情報をご確認ください。
  • 免責について
    当ブログ内の情報の利用、およびリンクされている第三者のサイトの閲覧やサービスの利用、各種判断については、読者のみなさまの責任においてなされるものであり、行った行為によって生じた一切の損害について、当ブログ執筆者および関係者は責任を負うものではありません。
  • トラックバック、コメントに関して
    当ブログでは、トラックバックおよびコメントの受け付けは一部ページのみで行っています。レスポンスはTwitter経由でお願いいたします。
  • 引用は適切に! 無断転載お断り!
    当ブログを引用する場合は適切に行ってください。無許可による全文の機械的な転載もしくはそれに相当する行為を発見した場合は、松本もしくは松本が正式に依頼した代理人より連絡のうえで、当方既定の原稿執筆料を請求させていただきます。
  • アフィリエイトプログラム
    松本勝晴は、amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイト宣伝プログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。
  • 商標に関する説明
    CFP®は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、 日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商標の使用を認めています。