カテゴリー「FPよもやま話:金融資産運用」の344件の投稿

FIREというライフスタイルについて

Financial Independence, Retire Early を語る場合、REとなるのはどれくらいの年齢なんでしょうね?

少なくとも70代まで勤労収入が必要な人たちが多数となったこのご時世で、60代で定年退職後、再就職をしない人というのも、十分にREなのではないか?

かなりの無理をして20代~30代後半などでFIを達成しても、REまで実行してしまったら、せっかくの残りの期間、緊密な人間関係など社会性を失うことにならないか?

もちろん、人間関係が煩わしいと思って、それでFIREを目指して、FIREを達成できれば晴ればれして、自分の好きなことのみをして、他人を煩わせることも、他人に煩わされることもなく生活していくことが性格に合っている、そんな人もいるのでしょう。

しかし、実際には煩わしいと思っていた人間関係に救われていた、ということに、FIREしてから気が付いてしまう、という人も多いということも感じます。

突き放したことを言えば、結局は人それぞれなのですね。

いろんな事例をなるべく参考にした後、では、自分に当てはめた時はどうなんだと、自分で考えるしかないようです。

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証券口座乗っ取りの件雑感

コロナ禍のとき非常に不安でした。三密を避けるとか、とりあえず最新のワクチンを打っておくとか、なるべく新型コロナ感染症が広がらないように協力したものです。

その成果もあり、私としては新型コロナに感染せずに済んでいますが、身近な人のうちの何人かは新型コロナに感染し、隔離などを経験した人もいました。幸いにも身近な人の中で新型コロナで亡くなった人はいませんでした。

肺への症状が劇的で、初期には多くの人が死んだことから、その未知のものに対する不安は相当なものでした。

コロナ禍は無事に終息したのかと思いますし、ある程度ワクチンや治療薬が広まったおかげで、仮に今後新型コロナに感染したとしても、すぐに死にそうになるような劇的な症状にはならないだろうな、という楽観できる感じに現在はなってますよね。

いま、コロナ禍のころに体験したような、得体のしれない不安感が、証券業界に漂っています。インターネットを悪用した、証券口座乗っ取りが後を絶えません。

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株主優待銘柄選択方法

株式投資は基本的に利益を得るためにやるものですが、その利益の種類には大きく2種類、キャピタルゲインとインカムゲインがあります。

キャピタルゲインは、買値と売値の差額が利益となるものです。損失になることもあるので注意が必要です。

一方、インカムゲインでは、主に配当金を受け取ることを目指して株式を保有します。保有する限り、そして企業が配当金を出す限り、配当が受け取れるので長期投資向けのスタンスだと思っています。

株主優待を受け取ることも、インカムゲインの一種と考えていいと思います。優待名人桐谷さんのような有名人が出るくらい、話題になる投資手法ですが、とはいえなんでもかんでももらえればいい、というものではないというのが私の意見です。

私も、株主優待銘柄をいくつか保有してますが、それらをどうやって選んでいるのか、こちらでまとめておこうと思います。

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【雑記】FIRE、もしくはフルリタイヤ生活に関して思うこと

箇条書きでメモを残します。

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FIREに憧れる人が絶えないのはなぜか。

なぜFIREしたいのか? なぜ仕事をやめたいのか?
・定時で済めばいいが結局は早出残業が日常化する労働を辞めたい
・たとえ定時で出社帰宅できても安月給でフルタイム勤務したくない
・職場での人間関係が面倒でそんな人たちの顔を見たくない

では、どうすればFIREできるのか?

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【小ネタ】新NISA成長投資枠の使い方はもっと自由でかまわない

新NISAの成長投資枠の使い方って、せっかく普通の上場株式の売買が許されているのですから、短中期のトレードの練習のために枠を使うってのはありのはずなんですよね。

具体的には、予算10万円のスイングトレードを年24回行ってみる。

もしくは、予算1万円のデイトレードを毎日(年間240回分に相当)行ってみる。

以上のような具合です。

利益はすべて非課税。損失は勉強代ですが税制としては損失はなかったものとみなされます。

インデックス投信で枠を埋めにいくのは確かに将来の成功度合いは高そうだと期待できますが、やはり市場平均程度の成功に収まってしまうのですよね。

自分のリスク許容度がどれほどなのかを確認するためにも、少額での個別株トレードを経験して見るのはありだと思います。

新NISAについての雑感~貯蓄から投資へは実現するのか?

早くも1月も3週目に入りました。株式市場は何やら盛り上がっています。

日本経済新聞電子版:日経平均6日続伸、終値は324円高の3万5901円(2024/1/15)

これも、新NISAのお手柄なんでしょうか? 本当に念願だった「貯蓄から投資へ」が実現するのでしょうか?

何かと話題のNISAですが、これから初めてNISAを始める人と、旧NISAからなじみのある人とでは、その印象は変わるのだろうなと思います。

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株主優待のみで年に100回も映画を見ることがあまりうらやましいと思えない理由

また、優待名人桐谷さんの話題です。

桐谷さんは先日の番組内で、映画を年間100本程度見ていると話してました。

桐谷さんのことですから、映画を見るのは株主優待のみを活用してると思います。

では、株主優待のみで年間100回も映画を見るのが本当に可能なのか、念のため確認してみました。

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株主優待名人の桐谷さん、ついに超富裕層に到達!

桐谷広人さんが、ついに超富裕層に到達したようです。

スポニチアネックス:「夜ふかし」桐谷さん 総資産5億超えも現金使えず好物我慢「こんなに現金を使うのは本当に久しぶり」

すばらしいですよね。しかし、株主優待を使うので生活はおおかたまかなえるうえ、1000銘柄以上にも分散しているため株主優待を使うのに忙しすぎて、入ってくる配当金や講演料を使うことにまで手が回らないとのこと。

光熱費など公共料金、家賃くらいしか現金の使い道がないそうですよ。

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大江英樹さん死去

ちょっとまって。1本訃報書いた後に気が付きました。

オフィスリベルタス:セミナー情報一覧:お知らせ

経済評論家の大江英樹氏も元旦に亡くなりました。71歳だったそうです。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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山崎元さん死去

FP資格保有者としてのブログならば、この件は外せないと思いました。

トウシル(楽天証券):訃報:経済評論家・山崎元さんが死去――資産づくりに正義を乗せて

経済評論家の山崎元氏が元旦に亡くなられたそうです。65歳でした。

謹んでお悔やみ申し上げます。

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より以前の記事一覧

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