カテゴリー「FPよもやま話:金融資産運用」の334件の投稿

新NISAスタートまであと約1か月でどうする?

新NISAがスタートするまで、あと1か月と2週間ほどになりました。早いものです。

いよいよ各証券会社のキャンペーンが熱くなり、各報道やらブログやらでどうするこうするの記事が増えてきています。

それらを全部見るのも大変ですが、直近のめぼしい目についたものをいくつか読んで、論点整理しておいた方がよいのでしょうね。

私など、少なくとも過去10年は投資関連の書籍など読んでおらず、それ以前の過去に学んだ基礎的な知識と証券会社のスクリーニングツールとネット上のちょっとした情報のみで資産運用を続けてきた身としては、まぁ、大きく基本は変わらないはずだし、これまで同様の資産運用を続けるだけだ、と思っているのですけどね。その運用の一部を新NISAで行う、というだけです。

さて、これから資産運用を始める人は、どうすればいいのでしょう?

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松井証券、開始目前の投信残高最大1%ポイント還元はやっぱり面倒

来週にはもう11月となりますが、証券各社が2024年度新NISAスタートに向けて、いろいろと制度の変更が始まります。

私がメインで利用している松井証券でも、いよいよ投信残高ポイントサービスのリニューアルが行われます。

そこで改めて制度やエントリーなどについて確認したのですが、やっぱり面倒だな、と思ってしまいます。

マメじゃない人、そして、ブラウザからログインできない人はポイントを受け取れないかもしれません。

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FIREに向く人、向かない人

世の中では、いわゆるFIRE、ファイナンシャルインディペンデントリタイヤアーリーに憧れている人が多く、それを目指している人、目標の財産に到達してFIREを始めた人、そのFIREを始めてみたものの後日改めて日銭稼ぎに戻っていく人が交錯しています。

FIREをやめる理由は大きく2つが考えられます。1つは見込みが甘かった、もう一つはひとりがさみしすぎる、ってことなのかと理解しています。

優待名人として有名な桐谷さんがたまにテレビや雑誌などでその生活の様子を取り上げられていますが(桐谷)、一部に脚色などあるにしても、あの生活をうらやましいと思えるかどうかが、FIREに向くか向かないかのリトマス試験紙となっている気がします。

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〔2023年最新版〕上場株式やETFのみで毎月配当分配を受け取る方法

以前にも似たようなことをブログにしたかもな~、と思ったときには、「現段階での私の考え」とか「最新版」と称してアップデートしたかのような印象のある言葉を使えばいいのでしょうかね???

もちろん、私もすでに50代後半となり、30代後半のころから似たような高配当目当ての分散投資を続けていたとしても、経験を重ねたとか、いろいろあったわけで、昨日の自分より明日の自分はもっと進歩した自分になるという心意気で日々を暮らしていけば、考え方も文章力も微妙に変わっていくはずだ、と思います。

種明かしをすればなんだ~~~ってことなんですが、投資信託で毎月分配型を買うくらいなら、自分で配当金を毎月受け取れるよう銘柄を買えばいいんですよ、って話を改めてしてみようと思います。

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日本の家計の金融資産、2115兆円に到達

いや~すごい。

日本経済新聞:家計の金融資産、6月末に2115兆円 最高を大幅更新

なお、元ネタは↓です(2023年9月20日発表)。
日本銀行:統計:資金循環

いやしかし、そのうち現金預金が1117兆円だそうですよ。

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松井、SBIや楽天の手数料無料にその他サービスで対抗

そう来たか~という発表が松井証券からありました。

昨日よりSBI証券と楽天証券が「(日本株式)売買手数料無料」で話題になってました。これらは来年のNISAの新制度スタートに向けての顧客囲い込みとも考えられていました。

松井証券は、売買手数料値下げ競争には加わらないだろうな、とは思ってたのですが、絶妙なサービス変更で対抗手段を打ってきました。

松井証券:ニュースリリース:新NISA口座での日本株、米国株、投資信託の売買手数料無料化のお知らせ
松井証券:ニュースリリース:【業界最高還元率!】「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」開始のお知らせ

なんというか、新規参入者よりも投資経験者をうならせるサービス変更だと思うのですがいかがでしょう?

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株式売買手数料、ついに完全無料化へ まずはSBIから

もともと、年齢とか1日の売買金額限定で手数料無料だったことはありますが、いよいよ無制限に株式売買手数料が無料になるそうです。

日本経済新聞:SBI証券と楽天証券、日本株の売買手数料ゼロに 9月から

PR TIMES:SBI証券:「ゼロ革命」(国内株式売買手数料無料化)のお知らせ~2023年9月30日(土)発注分から、オンラインの国内株式売買手数料の無料化を実施~

すごい時代になったものです。

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FIREのロールモデルを雑誌記事で確認せよ

今月(2023年8月21日)発売の日経マネーは、新NISAと高配当銘柄で特集を組んでいるようです。

自分ではこの手の雑誌を買わなくなって数10年過ぎますが、その年代ごとに有名な投資家が一定数記事に登場しますので、投資を始めたばかりの人は参考にすべきかなと思います。

そして、納得できた、共感できた投資手法をマネしてみればいいんじゃないかと思います。

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タンス預金に限らず、現金はいくら持っておくべきか?

青森県七戸町のごみ処分場で、合計1000万円超の現金が粗大ごみから発見されたことが話題になっていたそうです。

産経新聞:タンス預金?家具から現金1千万円超 青森・七戸町のごみ処分場

このニュースにからめて、タンス預金ってどうなのよ、という議論がアベマニュースで行われたそうです。

ABEMA Times:「タンス預金」増加にひろゆき氏「“ルフィ”のような犯罪者が増える」現金=悪なのか?

私はタンス預金不要かなという立場ですが、いざというときにATM操作もままならない人たちがある程度の現金をもっておく必要がある、という点には思いがいたってませんでした。しかし、持っていたことを忘れてゴミとして捨ててしまうのは痛いと思いますけどね。

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回転売買は自己責任で

2024年1月から新NISAがスタートしますが、日経新聞電子版にちょっと気になる記事が出てました。

日本経済新聞:新NISA、回転売買の勧誘は処分対象 金融庁が監視強化

記事が有料配信なので全文読めない人もいそうですが、要するに新NISAの、資産売却後翌年には枠が復活する制度を悪用して、証券会社が手数料稼ぎのための回転売買を勧誘しているかどうかを、金融庁は監視しますって話です。

ただですね、資産運用においては多少の回転売買は必要なんですよね。なので、その中身を理解して、自分の判断でするのはOKなんじゃないかと思います。

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